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中国音楽の世界

  • 2025年2月25日

玩琴趣談7 「おこと」のお話し「古筝」

東京や福島県いわき市で二胡や広東高胡、中国音楽のレッスンをしている安西創です。そんな私が中国の楽器をちょっとだけディープに紹介する「玩琴趣談」の7回目。さて今回は日本の「お箏」の直接の先祖にあたる「古筝(こそう・Guzheng)」についてお話ししていきます。日本では混同されやすい別の楽器「古琴(こきん・Guqin)」との違いにも冒頭少し触れていきます。

  • 2025年1月28日

玩琴趣談6 尺八の兄弟「洞簫」

新年好!2025年が始まりました。皆さんお正月はいかがお過ごしでしたか?本年もちょっとマニアックに中国の楽器を紹介する「玩琴趣談」をどうぞよろしくお願いします。早いもので今月末には春節がやって来ますね。2025年は1月29日が「農歴初一」いわゆる元日です。街中が赤色と金色に包まれ賑やかに爆竹で魔を払って迎える春節は、しみじみと除夜の鐘を聞きながら年を越す日本のお正月とはまた違ったお祭りのような賑わいがあって楽しいものです。

  • 2024年10月24日

玩琴趣談5 「琵琶」

東京で二胡や広東高胡、中国音楽のレッスンをしている安西創です。そんな私が中国の楽器をちょっとだけディープに紹介する「玩琴趣談」の5回目。過去には第1回「笛子」、第2回「小三弦」、第3回「高胡」、第4回「笙」とそれぞれ違う楽器についての記事がアップされています。ぜひ合わせてご覧ください。

  • 2024年8月30日

玩琴趣談4 「あの楽器」の祖先「笙」

東京で二胡や中国音楽のレッスンをしている安西創と申します。そんな私が中国の楽器をちょっとだけディープに紹介する「玩琴趣談」も4回目を迎えました。

  • 2024年6月13日

​​玩琴趣談 第3回 二胡から生まれた高音楽器「高胡」

第3回は、今や日本人にとってすっかり馴染み深い楽器となった「二胡(にこ、Erhu)」…ではなく、その二胡を土台に「改造」して1920年代に作られた楽器「高胡(こうこ、Gaohu)」の事をお話しします。主に香港のカンフーアクション映画を通じて、実は日本人が多く耳にしている「中華」な音色は二胡よりは高胡の方が多いかも知れません。そのくらいポピュラーな楽器です。ぜひお楽しみください!

  • 2024年4月26日

安西創の「玩琴趣談」中国の楽器紹介【2】小三弦

東京で中国音楽の小学校をコンセプトにした音楽教室「創樂社」を主宰している安西創が、中国音楽に使う楽器を「難し過ぎず、でもちょっとディープに」紹介していく「玩琴趣談」。第2回は日本人に馴染み深い三味線の祖先になった中国の三味線、「小三弦(しょうさんげん)」を紹介。

  • 2024年3月19日

安西創の「玩琴趣談」中国の楽器紹介【1】笛子

東京都内で「中国音楽の小学校」がコンセプトの音楽教室「創樂社(そうがくしゃ)」を主宰している安西創(あんざい はじめ)です。この度中国の楽器を紹介するコラムを担当する事になりました。東京ディープチャイナ読者の皆さんよろしくお願いします!このコラムでは中国の様々な楽器について「難し過ぎず、でもちょっとだけ詳しく」ご紹介して行きます。