やっぱり日常生活と仕事、心とカラダのバランスは大事ですよね。
改めて感じたのは、Amazfit(アマズフィット)」の最新スマートウォッチ「Amazfit Balance」を腕に着けて2週間ほど一緒に過ごしたからです。
スマートウォッチの進化はめざましく、歩数や消費カロリーにはじまりランニングなどの運動量や睡眠の質を測定、さらに、心拍数やストレス値などが可視化され、いまでは「Amazfit Balance」に搭載された体組成測定のように体脂肪や筋肉量などカラダの内側まで知ることができます。
「Amazfit Balance」はこれらの情報を基に、「健康的なバランスのよい1日の過ごし方」をサポート。日常を少しアップデートすることで「バランスの重要性」を実感できたわけです。
では、「Amazfit Balance」は具体的に何をしてくれるのか? 気になるポイントをチェックしたので早速レビューしていきしょう!
Amazfit Balance
本記事はZepp Health Corporation(ゼップ ヘルス コーポレーション)様よりサンプル品をご提供いただいておりますが、忖度ないユーザー視点でレビューしております。
ディープチャイナ編集部のAmazfit Balanceの総合評価
評価 | 感想 | |
---|---|---|
デザイン | ★★★★ | ビジネスシーンでも利用できる洗練されたデザイン。薄型・軽量で長く着けていても圧迫感がなく、解像感がある文字盤は視認性がすぐれ使い勝手がよい |
電池持ち | ★★★★★ | 公式では日常使いで最大14日。同様の設定しつつ常時点灯に変更して約10日間も使えたので、大きな差異はない |
機能性 | ★★★★★ | レディネスと体組成の新機能を搭載。AIパーソナルトレーナーやBluetooth通話、Alexa対応など多様なニーズに応える機能が充実している |
価格 | ★★★★ | Amazfiのスマートウォッチの中では高額だが、多機能+ハイスペックなので適正価格に思える |
総合評価 | 18点 | 平均4.5の高得点。1回の充電で多彩な機能を10日以上も使い続けられるのはかなり優秀。健康面以外でも便利な機能が多く、幅広い層で満足感が得られるスマートウォッチです |
Amazfit Balanceはこんな人におすすめ!
- 日々の健康チェックで心身のバランスを図りたい方
- 運動と健康の両面でデータを可視化、管理したい方
- 簡単な設定だけで効率的に日常の健康管理をしたい方
- 体組成などカラダの内側の状態を手軽に測定したい方
- 機能と価格のバランスがすぐれたハイエンドモデルが欲しい方
Amazfit Balanceの特徴とスペック
スポーツ、ファッション、エントリーモデルの3カテゴリーの中でAmazfit Balanceはファッションモデルであり、最先端の機能を搭載したAmazfitスマートウォッチのフラッグシップモデル。
同カテゴリーのAmazfit GTR4とは一線を画す新モデルとして2023年10月24日にリリースされました。
それでは、Amazfit Balanceの特徴を抑えておきましょう。
サイズ | 46 x 46 x 10.6mm (心拍センサーベース除く) |
カラー展開 | サンセットグレー、ミッドナイト |
本体の重量 | 35g(バンド除く) |
防水グレード | 5ATM |
ディスプレイ | AMOLED 1.5インチ 1500nits、強化ガラス + 指紋防止コーティング+アンチグレアガラスベゼル |
解像度&PPI | 480×480 323ppi |
バンド展開 | リキッドシリコン、ナイロン |
ワークアウトの種類 | 150種類 |
充電時間 | マグネット式充電 最大2時間 |
バッテリー | 最大14日間(標準的な使用) |
測位システム | 円偏波GP、アンテナ デュアルバンド&6衛星測位(GPS、GLONASS、GALILEO、BDS、QZSS、NavIC) ※屋内位置サービスはサポートされていません。 |
対応デバイス | Android 7.0 以上、iOS 14.0 以上 |
OS | Zepp OS 3.0 |
アプリケーション | Zepp App |
Amazfit Balanceの大きな特徴
- 高解像度と高輝度で明るく見やすい、1.5インチの大型ディスプレイ
- 心身の疲労と回復の状態をスコア化してアドバイスするレディネスス機能
- 体脂肪率、筋肉量、基礎代謝などカラダの内側を測定する体組成機能
- 150種類のスポーツモード、AIが個人に適したトレーニングプランを作成
- 1回の充電で最大14日間(※)のロングバッテリーを搭載
※標準的な使用を仮定した場合
心拍数モニタリング:有効(10分ごとの測定)、睡眠モニタリング:有効、文字盤:静止画、Bluetooth通話:15分/週、音楽再生:30分/週、メッセージ通知:150件/日、着信通知:3回/日、手首を上げて画面点灯:100回/日、血中酸素レベル測定:2回/日、体組成検査:2回/日、画面操作:5分/日、GPSによるランニング:90分間/週
Amazfit Balanceの本体と付属品をレビュー
いよいよ開封の儀、Amazfit Balanceの中身を確認してみましょう。
- Amazfit Balance
- マグネット式充電用USBケーブル
- 取扱説明書
中身は、本体と充電器、説明書の3点入っており、充電アダプターは付属されていません。
箱を開けてAmazfit Balanceを見た第一印象は、高級感がある洗練されたデザインとカジュアルすぎないナイロンバンドのバランスのよさ。これから腕に着けてレビューする期待感が膨らみます。
Amazfitは、中国のZepp Health Corporation(ゼップ ヘルス コーポレーション)が、2015年9月から展開しているプレミアムスマートウェアラブルデバイスの独自ブランド。
もちろん世界展的なブランドなので取扱説明書には日本語のページがありました。ユーザーガイドは、Amazfit Balanceの取扱説明書に掲載されているQRコードを読み込むか、Amazfit のスマートウォッチ専用スマホアプリ「Zepp」(以降、専用アプリ)をダウンロード後に開くと、日本語のユーザーガイドが表示されます。
イラストや画像が少なく、テキストばかりで味気ない気がしましたが、説明内容はわかりやすく操作方法や特徴、機能をしっかり理解することができました。
シーンによって明るさを調整、視認性が高い1.5インチ大型ディスプレイ
では、Amazfit Balance本体のチェックをしてみましょう。
最初に確認したのは、1.5インチの大型ディスプレイ。サイズが大きいことはよいことですが、見やすくなければ宝の持ち腐れ。そこでまず視認性を確かめてみました。
上左画像では、文字盤を懐中電灯のアプリで点灯させてベゼルの幅を確認してみましたが、1mm程度とかなり狭いのがわかります。大型ディスプレイのサイズ感のまま文字盤が映し出されるのは好印象ですね。
上右画像では、精細な表示でもしっかり見えるかを確認。クロノグラフの細かな表示であっても480×480の高解像度と323ppiの高精細な画素密度、1500nitsの高輝度のおかげで鮮明に映し出されていました。
また、輝度は状況に応じて調節して見やすくする必要がありますが、Amazfit Balanceには専用アプリに自動で輝度をコントロールするオート設定があるのでとても便利でした。
上左画像は、直射日光を浴びながら散歩している場面ですが、自動輝度にしていたおかげで多少の映り込みはあるもののしっかりとウォーキングのデータが読み取れました。
逆に、間接照明だけの薄暗い環境でも効果を発揮。リビングのソファで寝落ちしそうなときに「寝る時間です」と就寝時間を伝えるメッセーが届いたときは、目に負担がかからない程度の輝度に調節されていました。
次は操作性に重要なボタン類など側面を見ていきましょう。
右上のクラウンタイプのボタンは、押して電源を入れたり、アイテムを選択したり、まわしてアプリ画面やメッセージをスクロールするときに使用。滑らかに回転するので操作がしやすかったです。右下のボタンは直前の画面に戻るときなどに押します。
左の側面のボタンのように見える部分の下には、Bluetooth通話や音声メッセージ用のスピーカーが、その左側の小さな穴はマイクで左右にあります。
重さはバンド付きで45g、バンドを外すと35g。
大型のディスプレイに反して薄くて軽いので着けていても圧迫感がなく、いい意味で着けているのを忘れてしまうほどストレスフリーでした。
バンドはナイロン製。バンドを締める部分と端に面ファスナーが付いているので好みの位置で固定しやすく、ぴったりとフィットしながらも柔らかな肌触りで装着できます。
ただ、バンドに撥水加工が施されていないようで、手を洗うときは濡れないようにかなり慎重になりました。バンドは簡単に取り外しが可能。22mm幅なのでAmazfitの替えバンドと交換できます。
マグネット式なので“カチャ”と着けるだけで充電スタート
充電は、マグネット式充電用USBケーブルの充電接触点(2つの金属部分)に、Amazfit Balanceの充電ポート(中央上部)を合わせて充電します。ケーブルの長さや約80cmでした。
0%から満充電までは約2時間。バッテリーが長持ちなので充電を忘れてしまいそうですが、充電忘れを予防するためにも60%台になったら入浴中にチャージしておけばよいのかなと思います。
ただし、Amazfit Balanceのマグネット式充電用USBケーブルは、ほかのAmazfitスマートウォッチの充電器と互換性がないようなので、しっかりと管理しておく必要がありそうです。
Amazfit Balance
Amazfit Balanceのアプリ機能のレビュー
さて、いよいよアプリのレビューです。
Amazfit Balanceのアプリは、健康・スポーツ・日常使い・仕事の効率化など多彩に揃っているので、“こんなことがしてみたい”というさまざまな要望に応えてくれそうですが、あまりにも多すぎるので紹介しきれません。
そこで、Amazfit Balanceを代名詞ともいえるおすすめ機能に絞ってレビューします。
着せ替えが楽しくなるAmazfit Balanceのウォッチフェイス
まずは、文字どおりAmazfit Balanceの顔となるウォッチフェイスからはじめましょう。
Amazfit Balanceには、最初からクロノグラフやスピードメーターをイメージしたものや、好みのアプリを盤面に設定できるものなど複数のウォッチフェイスが用意されています。上画像のウォッチフェイスは「Full of energy」。日時と曜日、バッテリー残量、歩数、心拍数、アクティビティが一目でわかるタイプです。
ほかにも、上左画像のように専用アプリで200以上のウォッチフェイスから選べば、いつでも自由に着せ替えができます。「これがいいかな」とウォッチフェイスを選択すると、上右画像のように試着したかのように確認できるので楽しかったです。
スマホのアルバムにある写真やスマホのカメラで撮影した写真を文字盤のバックグラウンドに設定することもできるそうですよ。
1日をバランスよりよく過ごすための必須アプリ「レディネス」
Amazfitスマートウォッチで唯一、Amazfit Balanceに搭載されているアプリ「レディネス」は、睡眠・ストレス・心拍数・活動などのデータを基に疲労と回復の状態を測定。毎朝、スコア化された情報と個人に合わせた健康アドバイスを提供してくれます。
たとえば、上左画像はレディネススコアが「56」で精神の回復が低いと注意を促されています。画面をスクロールして要因を確認すると、身体の回復はできているものの精神の回復がよくない。
精神の回復をタップすると、「十分な睡眠をとっていないか、睡眠の質が低いと、集中力やエネルギーに変化がでます。しっかり精神を回復させるには健康的な睡眠が最善の方法です。日中にリラックスすることも精神の回復に役立ちます。ただし、睡眠ほど速効性はありません」と、今日1日の過ごし方をメンタル面からアドバイスしてくれました。
つまり、レディネスの言葉どおり「新しい1日をスタートさせる準備の状態」を基に、昼間の活動と夜の睡眠をバランスよく過ごすためにナビゲートしてくれるわけです。
専用アプリの画面では、レディネスの情報を1画面表示。項目別に日・週・月・年でスコアを確認することもできます。
レディネスの通知では注意される日が続きましたが、少しずつ生活を改善していくことで上画像にあるようにレディネススコアが「56」の注意から「60」の良好にすることができました。
睡眠の質の重要性を改めて教えてくれた「睡眠アプリ」
次は、レディネススコアにも大きな影響を及ぼす「睡眠」のアプリです。
睡眠はAmazfit Balanceを着けていると自動的に夜間(午前0時〜8時)と仮眠(夜間睡眠から60分以上離れた睡眠)に分けて記録されますが、就寝時間と起床時間をカスタマイズして記録することもできます。
毎日、Amazfit Balanceのディスプレイと専用アプリの画面で睡眠スコアをチェックしていましたが、上画像のある日の睡眠スコアは「63」と中程度。睡眠時間は予定より長い8時間を越えていますが、赤字で指摘された覚醒回数と呼吸の質など睡眠の質に課題があるようです。
過去7日間で見てみると、「レム睡眠がやや低い」「入眠時間が遅い」の2カ所が下降線。確かにベッドに横になってもすぐに眠れないことがありました。
レム睡眠が「やや低い」の「やや」が気になったので画面をタップしてみると解説が書かれていました。「次の提案を参考に」の部分を読んだことで、なるべくリラックしながら定時に寝ることを心がけるようになりました。
体組成測定を食生活やトレーニングに活かす
次は開封前から気になっていた「体組成」の指標を測定するアプリ。「レディネス」と合わせてAmazfitスマートウォッチを次のステージにアップグレードする目玉機能です。
測定するのは、体脂肪率・骨格筋量・筋肉量・体水分率・骨量・タンパク質率・BMI・基礎代謝率の8項目。測定方法は以下のとおりです。
- 体組成アイコンをタップ
- 体重を⼊⼒
- 指示どおりに2つのボタンに指を離しておく
- カウントダウンが終わるまで待つ
- 測定終了。8つの体組成値が確認できます
測定された体脂肪や筋肉量などの数値は、専用アプリで項目ごとに分析やアドバイスと合わせて確認できます。これまで、体組成は体重計タイプで測るイメージしかなかったので、この手軽さには驚きの一言でした。
測定を可能にしたのは、Amazfit Balanceに生体電気インピーダンス分析(BIA)を可能にするセンサーが搭載されたから。ただし、医療機器ではないのであくまでも参考情報として、食生活の改善や日々の運動、トレーニングなど健康管理に役立てたいですね。
アプリ通知とリマインダーが、新しい気づきを与えてくれる
専用アプリには、「通知とリマインダー」「アプリ通知」の設定画面があり、スマホと連携することでAmazfit Balanceで各種の通知とリマインダーで確認することができます。
わざわざスマホでアプリを起動させることなく、SNSやチャット、天気の速報などを確認できるのはとても便利で快適でした。リモートワークをしていると休憩するのを忘れがちですが、「起立のリマインダー」がアラートを送信。リラックスするように促してくれるので、休憩を挟んで効率的な作業ができた気がします。
また、毎朝届く「モーニング・アップデート」も1日のスタートを切るよいきっかけになりました。
内容は、今日の天気と昨日から今朝までの活動を振り返ったレディネスや睡眠などの健康情報、運動情報など。睡眠をタップすると睡眠時間や睡眠の質がわかるなど、体調を含めてこれからはじまる備えとなるわけです。ある日は「脂肪燃焼の目標を達成しました」と朗報が届き、朝から気分を盛り上げてくれました。
Alexaに対応。Amazfit Balanceで自宅をスマートホームに
話しかけるだけで照明やエアコンをつけたり、天気の確認、外国語への翻訳、情報の検索などをしてくれるAlexa。
Amazonのアカウント認証やスマホにAlexaアプリをダウンロードするなど設定や対応機器を揃えれば、上画像のように「Alexa、リビングの照明を点けて」と話しかけるだけで点灯。スピーカーから聞こえてくるAlexaの音声も聞き取りやすく、かなり使えそうです。
GPSで移動をしっかりトレース、運動記録もわかりやすい
Amazfit Balanceの測位システムの精度は? そこで買い物ついでにチェックしてみました。結果は、すべての衛星から円偏波の信号を受信するデュアルバンド円偏波GPSアンテナを搭載しているだけあって、あえて裏道などを歩いたのにしっかりトレースされていました。
マップと合わせて、距離や時間、心拍、トレーニング効果まで表示され、運動不足の身としてはたかが1kmのウォーキングでもやった感を味わえました。これがトレーニングに励む方だとかなり有効なツールになるんでしょうね。
AIが個人に適したプランを提案。ワークアウトメニューも充実
AIがパーソナルトレーナーとして、目的やレベルに合わせたトレーニングプランを提案してくれる「Zepp Coach™」。日々のパフォーマンスをトラッキングして、より効果的なトレーニングになるようアドバイスやガイダンスも提供してくれるそうです。
また、150種類ものスポーツモードが搭載され、ウォーキングやランニング、サイクリングなど8つのスポーツはカラダを動かすだけで自動検出。筋力トレーニングモードでは、25種類のエクササイズで回数、セット数、休憩時間などを自動で記録して、どの筋肉を鍛えたについても専用アプリに表示されます。健康的にカラダを鍛える有効なツールとして活用してみたいですね。
ランニング&ウォーキング | ランニング(屋外)、ウォーキング、ランニングマシン、ウォーキング(屋内)、トレイルランニング、競歩、運動場でのランニング |
サイクリング | サイクリング(屋外)、サイクリング(屋内)、マウンテンバイク、自転車モトクロス |
水泳 | 水泳(プール)、オープンウォータースイミング、フィンスイミング、シンクロナイズドスイミング |
屋外トレーニング | クライミング、ハイキング、オリエンテーリング、ロッククライミング、釣り、狩猟、スケートボード、ローラースケート、パルクール、全地形対応車、オフロードバイク |
インドアスポーツ | エリプティカル、ローイングマシン、ステップミル、階段ステッパー、スピニング、フィットネス(屋内)、エアロビクスコンボ、クロストレーニング、エアロビクス、グループキャリステニクス、ボディコンバット、筋力トレーニング、ステップトレーニング、体幹トレーニング、柔軟トレーニング、自由トレーニング、HIIT、ヨガ、ピラティス、体操、鉄棒、平行棒、バトルロープ、ストレッチ |
ダンス | スクエアダンス、社交ダンス、ベリーダンス、バレエ、ストリートダンス、ズンバ、ラテンダンス、ジャズダンス、ヒップホップダンス、ポールダンス、ブレイクダンス、フォークダンス、ダンス、モダンダンス、ディスコ、タップダンス |
コンバット・スポーツ | ボクシング、レスリング、武道、太極拳、ムエタイ、柔道、テコンドー、空手、キックボクシング、剣道、柔術、フェンシング |
ボールスポーツ | サッカー、ビーチサッカー、バスケットボール、バレーボール、ビーチバレー、野球、ソフトボール、ラグビー、ホッケー、卓球、バドミントン、テニス、ゴルフスイング、スカッシュ、ゲートボール、クリケット、ハンドボール、ボウリング、ポロ、ラケットボール、ビリヤード、セパタクロー、ドッジボール、水球、アイスホッケー、シャトルコック、インドアサッカー、フットバッグ、スポールブール、ペロタ、フロアボール |
ウォータースポーツ | ボート(屋外)、セーリング、カヤック、ローイング、ドラゴンボート、パドルボート、インドアサーフィン、チュービング、水上スキー、シュノーケリング |
ウィンタースポーツ | スキー、スノーボード、アルペンスキー、クロスカントリースキー、スキーオリエンテーリング、バイアスロン、スケート(屋外)、スケート(屋内)、カーリング、ボブスレーとトボガニング、そり、スノーモービル、スノーシュー |
レジャースポーツ | フラフープ、フリスビー、ダーツ、スポーツカイト、綱引き、ジェンズ、eスポーツ、エアウォーカー、ブランコ、シャッフルボード、フーズボール、モーションセンシングゲーム |
ボード&カードゲーム | チェス、チェッカー、開始(囲碁)、ブリッジ、ボードゲーム |
その他 | トライアスロン、マルチスポーツ、縄跳び、アーチェリー、馬術、階段昇降、カーレース |
Amazfit Balance
Amazfit Balanceのバッテリー持続時間のレビュー
公式では、バッテリーの持続時間が標準的な使用で最大14日間、省電力モードで最大25日とのこと。今回は標準的な設定にしつつ、文字盤を見ていないときは10秒で消える設定から常時点灯に変更していたこともあり、7日間の使用でバッテリー残量が25%。結果的には10日間で残量0%になりました。
スマートウォッチは、昼間の活動から夜の睡眠まで常に身につけるガジェットなので、バッテリーの持続時間は重要なポイント。その点、Amazfit Balanceは標準的な使い方で多彩な機能を活用しても最大14日間も使える。かなり優秀だと思います。
前作の「Amazfit GTR4」とのスペック比較
製品 | Amazfit Balance | Amazfit GTR4 |
---|---|---|
カラー | サンセットグレー、ミッドナイト | ブラウンレザー、スーパースピードブラック |
ディスプレイサイズ | 1.5インチ | 1.43インチ |
画面の本体比率 | 73.4% | 63.1% |
重さ | 35g(バンド除く) | 34g(バンド除く) |
解像度PPI Nit | 480×480 323ppi 1500nit | 466×466 326ppi 1000nit |
タッチスクリーン | 強化ガラス + 指紋防止コーティング+アンチグレアガラスベゼル | 強化ガラス+指紋付着防止コーティング+アンチグレア(AG)ベゼル |
バッテリー持続時間 | 最大14日間 ※ | 最大14日間※ |
OS | Zepp OS 3.0 | Zepp OS 2.0 |
レディネス | あり | なし |
体組成 | あり | なし |
呼吸トレーニング | 3種類 | 1種類 |
※バッテリー持続時間は、メーカーの設定した条件下で算出されたものです。機能の設定および使用回数、動作条件、その他の要因によって異なる場合があります。
前作のAmazfit GTR4とスペックの比較をしてみました。
同じファッション・カテゴリーのモデルですが、前提としてOSが異なり、Amazfit Balanceには新機能の「レディネス」「体組成」が搭載。ディスプレイも大きくなり解像度や輝度がスペックアップして見やすくなるなど、Amazfit GTR4とは別の新モデルと言えるほど大きな進化を遂げました。
公式オンラインストアの販売価格は、Amazfit Balanceが¥41,900円で、Amazfit GTR4が¥33,000円。¥10,000弱の価格差で大幅にアップグレードしているので、コスパが高いと言えそうです。
実際に使ってみてよかったこと・気になるポイント
よかったポイント
- 着け心地がよく、見やすい大型ディスプレイ
- 心身の状態が把握できるレディネス機能
- 手軽にカラダの内側がわかる体組成測定
- スマホとの連動で届く通知とリマインダー
- バッテリーの持続時間が長い
気になるポイント
- オフライン音声が日本語に対応していない
- 水中でのワークアウトに向いていない
- スマホのOSにより使えない機能がある
Amazfit BalanceのQ&A
Amazfitはどこの国のメーカー?
Amazfitは、中国のZepp Health Corporation(ゼップ ヘルス コーポレーション)が、2015年9月から世界展開しているプレミアムスマートウェアラブルデバイスの独自ブランド。 Amazfitブランドの製品は、公式オンラインストア、各ECサイト(Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング等)、大手家電量販店及び時計専門店等の約1200以上の店舗にて購入可能です。
Amazfit Balanceの防水グレードは水中でも使える?
Amazfit Balanceの防水グレードは、5ATM(5気圧防水)。50メートルの深さに相当する圧力に最大10分間耐えることができます。水まわりの利用シーンとしては、水しぶき、雨、雪、シャワー、水泳などが挙げられますが、お湯のシャワー、温泉、サウナ(スチームルーム)など、高温多湿の環境では使用に適していません。また、水泳時はフッ素ゴムやその他の適切な種類のバンドに替えてください。
Amazfit Balanceは体温を測れますか?
本体裏側のセンサーに接触している表面の温度は測定できますが、体温とは異なります。
iOSとAndroidで使える機能に違いはありますか?
スマートフォンのカメラをAmazfit Balanceで撮影するリモート撮影は、IOSのみ対応。通話、SMS、LINE、Facebook Messengerなど、届いた通知へのクイック返信はAndroidのみ対応。また、一部の機能ではスマホの機種により使えない場合があります。
健康面の測定値は、医療や診断で利用できますか?
レディネス・スコアや体組成測定などは、あくまでも新新を整える参考情報です。医学的な診断や治療のためには使用できません。
他社のフィットネスアプリとデータを同期できますか?
アクティビティデータを専用アプリ経由で、adidasRunning、Strava、komoot、Relive、 AppleHealth、GoogleFitなどのフィットネスアプに同期できます。
ただし、これらのアプリへの接続は、地域やスマホの機種によって異なる場合があります。
まとめ
Amazfit Balanceを試用して約2週間。総じて、着け心地のよさと健康に役立つ機能、使い勝手はとても好印象でした。
特にレディネスは、心身の状態を把握できるだけでなく、1日を過ごす指標となりとても参考になりました。適宜に届くアドバイスも生活を改善するきっかけになった気がします。
心身のバランスを整えたい方、健康とトレーニングのバランスを両立させたい方にはおすすめのスマートウォッチだと思います。ぜひチェックしてみください。
Amazfit Balance
(東京ディープチャイナ研究会 多賀井)
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