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「世界初のNetflix公式ライセンス取得 Google TV 4Kレーザープロジェクター」。
少々長めのキャッチフレーズですが、「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」は、Dangbeiのフラッグシップモデルにふさわしく、プロジェクターの可能性を引き上げる最新の機能と性能が満載されています。
2024年5月28日の発売よりひと足先に使うことできたので、最新機能によるエンタメコンテンツの再現性や使い勝手を忖度なしにレビューしたいと思います。
A4サイズより小さい筐体で、明るい部屋でも最大200インチの鮮明な4K映像が楽しめるので、プロジェクター選びの選択肢として参考にしてください。大画面テレビ以上に、エンタメやスポーツの視聴観戦、ゲームでも存分に満喫できるはずですよ。
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本記事はDangbei Japan株式会社様よりサンプル品を貸出いただいておりますが、忖度ないユーザー視点でレビューしております。
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ディープチャイナ編集部のDangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)の総合評価
評価 | 感想 | |
---|---|---|
デザイン | ★★★★ | 洗練されたデザインと軽量・コンパクトな本体はインテリアにもマッチ。静音&省電力設計は見た目以上に優れている。 |
画質 | ★★★★★ | 2450 ISOルーメンに最先端のレーザー技術で明るい部屋でも超大画面の4K映像が快適に視聴可能。HDR10の採用で、明暗の表現が深まり、よりダイナミックに楽しめる。 |
音質 | ★★★★★ | Dolby Digital & Dolby Digital Plus、DTS Xに対応。音に包まれるような臨場感のサラウンドサウンドが満喫できる。 |
機能性 | ★★★★ | Google TVを搭載。自動台形補正や輝度調整などをAIが最適化するので、Netflixなどのコンテンツすぐに視聴できる。 |
総合評価 | ★★★★ | 総合4.5。ホームシアターとして十分以上のハイスペックな機能と性能を家中に持ち運んで簡単に楽しめるのがGood。 |
Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)はこんな人におすすめ!
- ハイスペックな高精細・高機能プロジェクターを探している方。
- Netflixなど人気の動画配信サービスを最大200インチの大画面で見たい方。
- 部屋を移動して、動画コンテンツを鮮明な映像で楽しみたい方
- 面倒なセットアップをほぼ自動で行えるプロジェクターを選びたい方
- テレビの買い替えではなく、高機能プロジェクターにスイッチしたい方
Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)のスペックと大きな特徴
「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」は、日本最大級のオーディオビジュアルアワード「VGP 2024」で金賞と部門賞をダブル受賞した「Dangbei Mars Pro(ダンベイ マーズ プロ)」の後継機。
新たに登場したフラッグシップモデルは、機能や性能でどのようにグレードアップされたのか、まずはスペックを確認しながら大きな特徴をチェックしてみました。
ISOルーメン | 2450 ※1 |
光源 | レーザー(ALPDレーザー技術) |
解像度 | 4K UHD (3840×2160) |
対応形式 | HDR 10 / HLG |
スマートアイプロテクション機能 | あり |
画像サイズ | 60〜200インチ(推奨サイズ:80〜120インチ) |
オートフォーカス | あり、dToF(Direct Time-of-Flight)+ CMOS オートフォーカス |
自動台形補正機能 | あり、±30° |
スマートスクリーンフィット | あり |
スマート障害物回避 | あり |
投影方式 | 前面/背面/前壁/後壁 |
スピーカー | 2×12W |
Dolby Digital & Dolby Digital Plus | 対応 |
OS | Google TV |
コンテンツ | Netflix、YouTube、Prime Video、Hulu、Disney+ほか |
サイズ / 重量 | 236 × 201.5 × 167 mm / 3.98 kg |
※1:輝度値は、ISO 21118規格に基づき、理想的な実験室条件下で、ハイパワーモードで測定した量産品の平均値です。
Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)の大きな特長
- 2450 ISOルーメンと映画館でも採用されている最先端のALPD(Advanced Laser Phosphor Display)技術で、部屋の明るさに関わらず鮮明(斑点・色縞なし)で高輝度な(明るい)映像が楽しめる。
- HRDを採用したことで、明暗があるシーンでも細部までくっきりとした映像が映し出される。
- Google TVを搭載。動画配信サービスやGoogle Playのスポーツやライブ配信アプリで動画コンテンツを好きなときに好きなだけ視聴できる。
- 画面サイズに合わせて、台形補正、フォーカス、投影する輝度などをAIが自動調整。視聴シーンに合わせて手間なく最適化してくれる。
- Dolby Audio、Dolby Digital、Dolby Digital Plus、DTS:Xに対応。
2×12Wのスピーカーにより、包み込まれるような臨場感のあるサウンドが楽しめる。スマホをBluetoothで接続すれば、外付けスピーカーとしても活用できる。 - A4サイズより小さく重さも4kg弱なので、リビングルームや寝室など部屋を移動して設置。見たいときに、見たい場所で手軽に映像体験が満喫できる。
Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)の本体と付属品をレビュー
では、「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」を開封。本体と付属品、外観からわかる機能性を確認しておきましょう。
- 本体
- リモコン
- 電源アダプター
- 電源ケーブル
- 取扱説明書
- ファイバークロス
- 保証書
※リモコン用の単4電池は付属されていません。
洗練されたデザインと設置場所を選ばないコンパクトな設計
アルミフレームが放つ光沢が高級感を演出する「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」は、236 × 201.5 × 167 mmとほぼ正方形でA4サイズよりも小さなコンパクトサイズ。前モデルより13%小さく、11%の軽量化を図り、重さも3.98 kgに軽減。
底面の中心にあるネジ穴(PTZ用ソケット)にプロジェクタースタンドやカメラ用の三脚などを接続すれば、高さを自由に調節できるので、リビングや寝室、ダイニングキッチンなどに持ち運び、どこでもホームシアター体験が楽しめます。
高輝度+映画館仕様の光源技術+4Kで、別世界のエンタメが目の前に!
プロジェクターの優劣を決めるポイントとして確認しておきたいのが、室内の明るさに応じた画質。なかでも、明るさを表す「輝度」、投射する映像を生成する「光源」、画像のきめ細やかさを示す「解像度」は、レンズから投射して映像をつくり出す重要な要素なのでチェックは欠かせません。
難しい話を抜きにすると「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」のスペックはかなり優秀。というのも、以下の特徴があるからです。
輝度 | 2450 ISOルーメの高輝度が、太陽の陽差しが差し込む昼間や照明を落とした暗い夜の部屋でも、見やく明るい映像を保ってくれる |
光源 | 映画館でも採用されている先進のレーザー技術「ALPD®(Advanced Laser Phosphor Display)」を搭載。クリアで斑点がなく、色縞がまったくない映像は、見ていて目の疲れを感じさせません。 |
解像度 | 4K UHD(3840×2160)は、FULL HD(1920×1080の4倍の細かさがあり、鮮明でシャープな映像は見る者に感動を呼び起こすほどです。 |
出典:Dangbei 公式資料より
上の画像は、Dangbeiの公式資料から抜粋したものですが、明らかに斑点や色縞がなくクリアな映像に再現されています。世界3万以上の映画館で採用されている技術を自宅で見られるのはうれしい限りです。
dToF/CMOSカメラとAIが、すぐに最適な視聴環境をつくる
プロジェクターは、いくら投射する映像が美しくても、映し出される画面が歪んでいたり、フォーカスが合っていないと何の意味もありません。
しかし、「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」のスペックを確認すると、オートフォーカス機能は前モデル同様に搭載されていますが、測距方式がToFからdToF(Direct Time-of-Flight)に変更。AIを搭載したInstanPro技術により、自動台形補正など画面を正確に最適なサイズと鮮明さに調整するスピードが25%(※)もアップしたそうです。
※Dangbei Labでテストしたものです。結果は投影角度や距離などの条件によって異なります。
包み込まれるような音が響く、2×12Wスピーカーを搭載
「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」に搭載されたスピーカーは本体の左右にあり、出力はそれぞれ12W。一般的にホームシアターとして楽しむ場合の目安が10W程度、大きなリビングの場合は15Wと言われることが多いので、12Wは必要十分です。
また、出力とは関係のない音質は、Dolby Audio、Dolby Digital、Dolby Digital Plus、DTS:Xに対応しているので、前後・左右・上からサラウンドサウンドが響きます。
多方向から聞こえてくる音に包まれるのは、美しい映像だけでは感じにくい映画やドラマ、コンサート、スポーツなどの臨場感を格段に上げてくるので期待できそうです。
多彩なデバイスと接続してホームエンタテインメントを満喫
「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」は、汎用性の高い接続ポートが揃っており、ヘッドホン、スピーカー、スマートフォン、タブレット、USBドライブ、ゲーム機、ノートPC、TVスティックなどと一緒に使うことができます。Netflixなどの動画配信サービスはもちろんのこと、他にもさまざまなシーンで活用することができそうです。
2つあるHDMIポートの1つはeARC(Enhanced Audio Return Channe)に対応しているので、サンドバーを接続してさらに音響効果を高めたホームシアターにすることもできます。
Googleアシスタント搭載リモコンですべてを操作
「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」のリモコンには、画面のフォーカスを合わせる赤サイドッキーやGoogleアシスタントの音声アシスタントを呼び出すショートカットキーを装備。
黒いサイドキーでプロジェクターの設定画面の映し出し、上下左右にカーソルを移動させて選択・決定ができるナビゲーションもあるので、ほとんどの設定や操作をリモコン1つで迷うことなくコントロールできます。
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Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)の機能と操作性をレビュー
いよいよ「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」をレビュー。
初期設定をサクッと済ませれば、新たなホームシアター体験のはじまりです!
ちなみに、掲載している画像は自宅の壁面に直接投影したものです。薄い青色で木目調の壁紙が画面に映り込んでいるので、その点を考慮して確認をお願いします。
リモコンとスマホを操作するだけで、簡単に初期設定が完了
まずは、「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」とリモコンをペアリングしてから初期設定をスタート。
GoogleアカウントでGoogle TVを設定。これを済ませばNetflixやPrime Video、YouTubeなどの動画配信サービスが楽しめるようになります。
設定はスマホの「Google Home」アプリを使って行いますが、画面の指示どおりに進めるだけなので難しいことは一切ありませんでした、
最後に利用したいサービスにチェックを入れて確認ボタンを選択するだけ。
デフォルトでNetflixはインストールされているので、自身が契約しているほかの動画配信サービスにもチェックを入れました。
これで初期設定は終了。Google TVのTOP画面が映し出されました。
画面サイズや画質・音質をチェックしてみた
「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」で投影できる画面サイズは、60〜200インチ。これは映し出すことが可能という意味で、推奨サイズは80〜120インチとなっています。
出典:「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」の取扱説明書から抜粋
上画像は、壁やスクリーンに投影する際の距離と画面サイズの関係を示したものです。6畳(本間、286×382cm)は最大でも100〜120インチ、8畳(本間、382×382cm)は最大で120インチが限度。
筆者の自宅リビングは6畳程度で、レイアウトの関係で壁まで260cm弱の場所に「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」を設置したので、80インチ程度の画面サイズになりました。
とはいえ、いつも見ているテレビは43インチ(約122㎝×約60㎝)なので。80インチ(約177cm×約100cm)と比べると、面積では2.5倍も大きくなります。これまでとは異なる、別次元の迫力と臨場感を体感できるわけです。
では、プロジェクターで最も気になる画質はどうでしょうか?
「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」は前述の通り、2450 ISOルーメの高輝度と映画館仕様のレーザー光源、4K解像度で、斑点や色縞のない精細な映像を映し出してくれました。
特に80インチの大画面で視聴したこともあってか、43インチのテレビでは気づかなかった俳優の表情のよって変わる顔のシワなどがはっきりとわかり、“これが本当の映像だったんだ”と新鮮な気分で映画や海外ドラマが楽しめました。
でも、それだけではありません。
画質のクオリティを示す規格として4Kの場合にはSDRとHDRがあり、HDR規格にはHDR10とHDR10+があります。それぞれを比較すると、SDR<HDR10<HDR10+の順で、映像の再現性が細部まで高くなります。
特に「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」はHDR10に対応しているので、明暗がある表現を映像シーンごとでダイナミックに再現するので、久しぶりに見た近未来の世界を描いたSF映画では、同じ黒でも深い黒をしっかり映し出され、その違いを感じることができました。
また、迫力と臨場感を映像とともに高めてくれる音質は、「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」の両サイドに高出力の2×12WスピーカーがDolbyAudiやdtsxのサラウンドサウンドを響かせてくれるので、迫力がありつつ心地よいのでとても満足できました。
音質にこだわりがある人は、背面に高品位な音を伝送できるeARC 対応のHDMIポートがあるので、サウンドバーやブルレープレイヤーなどと接続して、さらにアップグレードした音質を楽しんでみるのもおすすめです。
昼間や明るい部屋でもクリアな映像がしっかり見られる
「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」で最も気に入ったのが、部屋の明るさに関係なくクリアで臨場感が溢れる映像が満喫できることでした。
これも、高輝度の2450 ISOルーメンと先進のレーザー技術、4K解像度の組み合わせによりなせる技。実際にどの程度の効果があったのか、部屋のLED照明の明るさを調整して比較してみました。
上画像の左上が100%(全灯)、右上が70%、左下が40%、右下が0%(消灯)です。
比較すると0%(消灯)が一番はっきり・くっきり見えますが、100%(全灯)でも見づらいという印象はありません。
日常生活では、レースカーテン越しに差し込む陽差しや夜の照明は70%程度の明るさで、夕食後は間接照明と同じような40%以下のリラックスできる空間で過ごすようにしているので、いつでも見たいときに高精細な映像が見られることがわかりました。
Netflixなど多彩な動画配信サービスがいつでも楽しめる
Netflix、YouTube、Prime Video、Hulu、Disney+など、主要な動画配信サービスには一通り加入しているので、「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」をフル活用。週末の1日を映画や海外ドラマ漬けで楽しんでみました。
正直、Google TVを搭載した大型テレビは珍しくないので、そこまで期待してはいませんでしたが、大画面に勝るものはありません。夜は音量を上げられないので、ヘッドホンをBluetooth接続して見ていましたが、高精細な映像を映し出す大画面と臨場感をさらに生み出すサウンドは、どこにでもあるようなリビングルームを上質なホームシアターのように変えてくれました。没入感を感じられると部屋の雰囲気なんて気になりませんからね。
また、エンタメコンテンツだけでなく、Google Playのスポーツやライブアプリを使うことで、好きなスポーツを好きなときに、好きなだけ満喫でき、リフレッシュレートが4K @60Hz、1080p @240Hzなのでスピード感があるゲームも高画質でプレイできそうです。
AI機能が視聴環境をすぐに最適化するから、すぐに楽しめる
プロジェクターを使う際に面倒なのが投影サイズや歪み、フォーカスの調整です。
壁やスクリーンに向かってまっすぐに設置しているのに、“なんで歪むのかなぁ”と感じた方は多いかと思います。
でも、「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」ならフォーカス、画像補正を自動で素早く最適に調整してくれるので安心です。たまに微妙な歪み調整が必要なときもありましたが、そんなときは手動で簡単に補正ができるので問題ありませんでした。
設置から投影までの手間と時間がかからないので、リビングをホームシアターの拠点として利用。コンパクトな本体を寝室に運んで、ベッドで横になりながら見逃していたドラマを映画を楽しむこともできそうです。
スマホの画像や動画を大画面にミラーリンク
「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」は、スマホで撮影した画像や動画をミラーリンクで映し出せるので試してみました。
アプリ「AirScreen」をインストールして、iOSやAndroidのスマホとリンク。あとは旅行の思い出や日常のスナップなど、スマホにある投影したい画像や動画を選ぶだけです。
また、「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」の背面には、USBドライブが挿せるポートがあるので、スマホ以外でも画像や動画を映すことは可能です。
ホームパーティーや家族の誕生日などで活用すれば、手軽に家を温かい空間に変えられそうな気がしました。
快適に長く使うための静音設計と熱対策
「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」を平日の夜と週末の昼から夜まで使用しましたが、すぐそばに置いても熱を抑えるファンが回っていることは気づくことはあるものの、動作音が気になることはありませんでした。
これは、標準モードで24dB以下(25℃で1mの距離)を実現した静音設計の効果だと思いますが、一方では高精細・高音質の映像に没入していることも一役買っている気がします。
また、夏場に気になる熱問題ですが、30cm程度の近くに設置したときでも熱による不快を感じることはなく、2時間の映画を見ているときに本体を触ってみましたが熱く感じることはありませんでした。
一方で、気になる製品寿命についても調べてみました。
公式資料によると、レーザー光源の寿命は3万時間。1日あたり4時間動作させても20年以上使用可能とのこと。寿命が尽きるまで使い続けるかはわかりませんが、品質という面では安心できますよね。
前モデル「Dangbei Mars Pro(ダンベイ マーズ プロ )」とのスペック比較
Dangbei DBOX02 | Dangbei Mars Pro | |
---|---|---|
投影技術 | DLP | DLP |
明るさ (ISOルーメン)* | 2450(※1) | 1800 |
ディスプレイチップ | 0.47″ UHD DMD | 0.47″ UHD DMD |
光源 | Laser (ALPD® Laser Technology) | Laser (ALPD® Laser Technology) |
解像度 | 4K UHD (3840×2160) | 4K UHD (3840×2160) |
対応フォーマット | HDR 10, HLG | HDR 10, HLG |
3D | Yes, 上下分離方式, 左右分離方式, Blu-Ray 3D | Yes, 上下分離方式, 左右分離方式対応 |
MEMC | 対応 | 対応 |
OS | Google TV | Dangbei OS |
コンテンツ | Licensed Netflix, YouTube, Prime Video, Hulu, Disney+、ほか | アプリをダウンロードする必要がある |
キャスト & ミラーリング | Chromecast, Airscreen | Emotn Cast/Cast |
アプリストア | Google Play | Emotn Store |
音声アシスタント | Google アシスタント | なし |
AI輝度調整 | あり | あり |
Eye Protection | あり | あり |
投射比 | 1.27:1 | 1.27:1 |
投影サイズ | 60~200インチ(推奨サイズ 80〜120インチ) | 60〜200インチ (推奨サイズ 80〜120インチ) |
スピーカー | 2 x 12W | 2 x 10W |
DTS | DTS:X | DTS-HD |
Dolby Digital | あり | あり |
Dolby Digital Plus | あり | あり |
オートフォーカス | あり, dToF+カメラ オートフォーカス | あり, ToF+カメラ オートフォーカス |
自動台形補正 | あり, ±30° リアルタイム自動台形補正 | あり、±30° |
Intelligent Screen Fit | あり | あり |
インテリジェントスクリーンフィット | あり | あり |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 5 |
Bluetooth | Bluetooth 5.2/BLE | Bluetooth 5.0/BLE |
単4電池 | 含まれない | 含まれない |
寸法/重量 | 23.59 × 20.14 × 16.33cm / 3.98 kg | 24.59 x 20.88 x 17.30cm / 4.54 kg |
※1.明るさの値は、理想的な実験室環境下で高性能モードを使用し、ISO 21118 規格に準拠して測定された量産品の平均値を表します。
公式サイトでの販売価格は、前モデルの「Dangbei Mars Pro(ダンベイマーズ プロ )」が19万9800円(税込)、「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」が269,800円(税込)。
スペックと価格の違いをどう考えるかは本人次第ですが、いずれもALPDレーザー技術を搭載したモデルでありながら、プロジェクターを選ぶ際の大きな目安となる輝度の大きな違いは一目瞭然。昼と夜を問わずに明るい部屋でもクリアで高精細な映像を楽しみたいのであれば、「Dangbei Mars Pro(ダンベイマーズ プロ )」が断然おすすめです。
また、「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」には、Google TVやGoogleアシスタント、リアルタイム自動台形補正が搭載されているので、見たいときに、見たいコンテンツを素早く投影できるのも大きな魅力。よりコンパクトで軽量になったので、部屋を移動した活用がしやすくなったのも見逃せません。
いずれも高額商品なので、長い目でみたときにどちらを選ぶかも重要なポイントですが、筆者なら迷わず「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」を選ぶでしょう。
実際に使ってみてよかったこと・気になるポイント
よかったポイント
- 昼間や部屋が明るい環境でも鮮明な映像が楽しめる
- Google TV搭載で多彩な動画配信サービスを気軽に視聴できる
- リモコンのGoogleアシスタントでストレスフリーな操作ができる
- 2 x 12Wの高出力スピーカーとサラウンドサウンドで臨場感を演出
- 両手で手軽に持ち運べるので、部屋の移動や設置が簡単にできる
気になるポイント
- 自動台形補正で手動での調整が必要にな場合がある
- 電源アダプターのサイズが大きいので気になる
- 高額なので、可能であれば20万円台前半になるとうれしい
Danbei(ダンベイ )のQ&A
Danbei(ダンベイ )はどこの国のブランド?
DanbeiはHangzhou Dangbei Network Technology社が2013年8月に中国浙江省杭州市で設立したブランドです。
2016年以降には大画面向けOSを開発し、 SONY、Samsung、LGなどのグローバル企業に供給。2018年にスマートプロジェクターの開発をスタートさせ発売しています。
大画面向けのホームエンターテイメント製品は、全世界で2億人以上のユーザーがいます。
Netflix公式ライセンスとは?
Netflixの公式ライセンスを受けているので、電源を入れると瞬時にNetflixにアクセスでき、お気に入りのコンテンツをすぐに楽しむことができます。
視聴できる動画配信サービスは?
Netflixをはじめ、初期設定でPrime Video、Disney+、U-NEXT、Hulu、AMEBA、YouTubeなどの設定が可能。Google TVを搭載しているので、ほかにも音楽やスポーツ、フィットネスなど多彩なアプリをインストールして視聴できます。
保証期間はどのくらいありますか?
購入日から2年間の保証となります。2年間以内に不具合が発生した場合は新しい商品との交換が可能です(Danbeiの責任に起因しない故障を除く)。
まとめ
「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」を発売前に約1週間ほど試用しましたが、フラッグシップモデルにふさわしい高機能・高性能なホームシアター体験ができました。
最も驚いたのは明るい環境でも美しく精細な映像が大画面で楽しめたことです。前述のとおり、いつも見ているのに見たことがなかった海外ドラマの俳優の顔のシワまでしっかり見えたのはとても新鮮な感動でした。
また、最近では地上波テレビの番組もアプリを介してネットでも見られるようになったので、常設で場所を取り、大型画面といってもそこまで大きなサイズではないテレビより、コンパクトで場所をとらない「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」の方が使い勝手がよいのではないかと感じました。
もちろん、チューナー内蔵のBlu-rayレコーダーを接続すれば、「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」でいつものようにテレビ視聴や録画も可能ですからね。
プロジェクターの可能性を飛躍的に向上させた「Dangbei DBOX02 (ダンベイ ディービーオーエックス ゼロツー)」は、映像コンテンツを視聴するメイン機器にできるほどのスペックが詰まっているので、家電量販店などでリアルに体験、皆さんの視点でチェックしてください。
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(東京ディープチャイナ研究会 多賀井)