【ラム肉のクミン炒め】が、美味過ぎた❤
収録の後、自宅であらためてつくってみたところ、梁さんのワンポイントアドバイスのおかげでラム肉は柔らかくって、肉汁じゅわわ~ッ! 家族には大好評だわ、ビールは進むわ、最高でした♪
が、恥を忍んで申し上げます。わたしがつくった【ラム肉のクミン炒め】は・・・
玉ねぎが! くたくたで!! シャクシャクしていなーいッ!!!
梁さんに、聞いてみました。【ラム肉のクミン炒め】むちゃむちゃおいしくできたのだけれど、た、玉ねぎが・・・
梁さん、すぐにピーンと来たらしく:
続けて曰く:
「今度は【羊肉の野菜炒め】をやりましょうか。中国料理の基本、家庭でできる“炒め”のコツをお教えしますよ」
梁さん、優し過ぎるでしょ・・・
まず、断っておきますが!
「味坊・梁さんが教える おうちで簡単!羊肉料理」の主役は、誰が何と言おうと【羊肉】です!
でも主役を輝かせるには、やっぱりバイプレイヤーが欠かせないんです。
というワケで、第2回【羊肉の野菜炒め】の配信に併せて、名演出家・梁大先生が野菜たちに施す演技指導をチョット出し――
* バイプレイヤーA.玉ねぎさん:
芯に近い柔らかい部分は繊維に沿って、外皮に近い硬めの部分は繊維を断つように刻みます。口当たりもよくなり、異なる食感も味わえます
第1回【ラム肉のクミン炒め】より
* バイプレイヤーB.キャベツさん:
芯の部分を削ぎ落して、スライス。このひと手間で火の通りも均一になり、何よりキャベツの硬い部分の甘みも存分に楽しめます
* バイプレイヤーC.ニラさん:
葉先はクタクタ、根元はポリポリ、になりがちなニラさんですが、包丁を寝かせて根元部分に刃を入れ薄さを揃えれば、短時間で、色鮮やかに炒めあげることができるように
* バイプレイヤーD.モヤシさん:
梁さん曰く「ヒゲ根を取ると、味も、食感もよくなるよ」と。たしかにこのヒゲ根たちの姿を見ると「取ったほうが、そりゃうまくなるよね」と納得?
* バイプレイヤーE.魔法の調味料さん:
野菜を炒めている間に1~2滴の「〇〇」をイン!自宅で試してみたらビックリするくらい野菜がシャキシャキに。大抵のご家庭にある、アレですよ!
――ところで梁さん。アドバイスの後に、必ずオマケのコメントをくださるのですが:
「スーパーで売ってる、カット野菜。あれだっていいんだよ、手間がかからないから」
「でもね、いっぱい量を食べるとなると、丸のまんま買ったほうがお得だよね、あはは」
「キャベツだって、ニラだって、モヤシだって、時間がなかったらそのまんま使ったっていいんですよ」
※没問題(メイウェンティー)は日本語で「大丈夫!」
梁さんってばいつだって、このレシピで「つくってみよう」とする人への、おおらかな優しさがダダ漏れなんだよなぁ。
梁さんの教えてくれるお料理の半分は、梁さんの優しさでできている:)
そ~んなこんなで!?
「味坊・梁さんが教える おうちで簡単!羊肉料理」第2回は、またまた梁さんの、優しくって易しいコツ満載の!
羊肉家庭料理の定番【羊肉の野菜炒め】
ぜひお試しください♪
第2回目は羊肉の野菜炒め「羊肉炒蔬菜」 「味坊・梁さんが教える おうちで簡単!羊肉料理」
https://www.youtube.com/watch?v=V0cSGBZYhVU
さて、これからレシピを紹介します。
羊肉の野菜炒め「羊肉炒蔬菜」【yáng ròu chǎo shū cài】
レシピ(1皿=約2人前)
- 羊肉 約80g
- にんじん 約10g(1本の1/10くらい)
- もやし 約100g(1袋=200gの半分くらい)
- ニラ 約15g(1束の1/3くらい)
- 野菜A=一気に入れるので刻んだ後まとめておいてOK!
- キャベツ 約150g(1玉の1/6くらい)
- 玉ねぎ 約50g(1個の1/4くらい)
- しめじ 約40g(1房の1/4~1/3くらい)
- 油 適量(サラダ油でも大豆油でも米油でも可)
- ごま油 適量(20g)
- クミンパウダー 少々(3g)
- お酢 1~2滴
- 調味料A=【梁さん直伝万能チャオ調味料】(1皿に混ぜておく←洗い物も減らせます!)
- 醤油 15g
- オイスターソース 4g
- トマトケチャップ 2g
- 砂糖 少々
- 醤油 15g
※ 割合はおおよその目安として醤油8に対して、オイスターソース2、トマトケチャップ1、砂糖0.5。お好みで加減してください
※ 500gでも1㎏でも作り置きして冷蔵庫で保存OK!いつもの炒め物が超美味に♪
1.まずは「野菜」を準備!
にんじんをスライス→千切りにする。
☆point!☆ 火が通りにくいため、コレだけは千切りに。スライサーやしりしり器が便利♪
野菜Aを刻んで、ひとつの器にまとめておく。
キャベツはだいたい同じ大きさ(約1cm幅)になるように切る。
☆point!☆ 葉脈の軸を削ぎ落としてスライス!火も通りやすく仕上がりの甘みマシマシ↑
玉ねぎは、約0.5~0.7cm幅で切る。
☆point!☆ 玉ねぎの食感がぐんと良くなる梁さん直伝超簡単刻みテクあり!※初回復習?
しめじは、石づきを取ってほぐす。
☆point!☆ マイタケ・シイタケ・エリンギ等も可。シメジは石づきを取るだけだから楽ちん
もやしは、根の部分を取っておく。
☆point!☆ 味も、見た目もキレイに仕上がります。ただ時間がない時はそのままでもOK
にらは、約5cm幅に切る。
☆point!☆ 根元に近い方はニラをまな板を寝かせ、包丁をスライドさせて縦に切れ目を
2.野菜が準備できたら「羊肉」をだいたい同じ大きさ(約2cm幅)になるように切る。
☆point!☆ スーパーでよく売っている切り落とし、大きさが揃っていたらそのままでもOK
3.フライパンを熱し、油を引く。
☆point!☆ 火加減不要、スタートからできあがりまでずーっと強火!
4.炒めものスタート!
お肉を、半分くらい焼き色がついたかな、というところまで炒めたら~
☆point!☆ 生肉の色が、半分くらい残っているタイミングで!
にんじんを入れて一緒に炒めつつ、お肉に全体的に焼き色がついたら~
☆point!☆ にんじんは野菜チームのトップバッター!最初に炒め始めることが多い野菜
野菜Aを一気に+お酢を1~2滴イン!
☆point!☆ シャキシャキお野菜を目指すなら、魔法の調味料・お酢の力を借りチャイナ!
もやしを入れたら!
☆point!☆ もやしは水分たっぷり!水が出ないうちに、次のステップに移るのがコツ
たれを一気に入れて、短時間で野菜&羊肉全体に行き渡らせます
☆point!☆ タレをあらかじめ混ぜておけば、回し入れるだけ!
にらをパラパラと入れ、軽く炒めたら~
☆point!☆ にらは火が通るのが早いので、緑が鮮やかなうちに!
コショウをひとふり+「羊肉にはクミンでしょ」という方は、クミンパウダーをぱらり!
☆point!☆ 野菜炒めに短時間で、クミンの香りをプラスするならシードよりパウダー!
5.ごま油を回しかけ、軽く炒めてできあがり!
☆point!☆ ごま油を全体にササッと行き渡らせたら、野菜の水分が出ないうちにお皿へ♪
(ちかぞう)