11月7日(日)、東京ディープチャイナ研究会有志は、中野セントラルパークで開催された「羊フェスタ2021」http://hitsujifesta.com/ に行ってきました。
羊フェスタとは、2014年から毎年開催されている「羊肉を愛する人々の文化祭」で、「羊肉をどこでもいつでも美味しく楽しめる世の中を作ろうと言う啓蒙団体」である羊齧協会が主催するイベントです。
昨年はコロナ禍のために開催が中止され、今回は2年ぶりの開催となりました。新型コロナウイルスの新規感染者が減少傾向にあるなか、2021年のコンセプトは「全国の羊Loversへおくる、三密回避&地域協働の新しい食フェスのカタチ」というものです。
ちなみに羊齧協会は、東京ディープチャイナのサイトで羊料理に関する記事を寄稿してくれている菊池一弘さんが主席を務める団体です。
会場を訪ねたのは、研究会代表の中村さんやカメラマンの山端拓哉さんと彼女、そして立教大学の植田美佳子さんです。
都内でも飲食店への制限がようやく緩和され、2年ぶりに開催された羊フェスタですが、今回は密を避けるために、例年より出店数を減らしたそうです。11月6日と7日の両日、模擬店を出店していたのは以下のブースです。
- ラムバサダー
- 味坊集団
- 巨人のシチューハウス×SEAMUS O’HARA
- アイスランドラム協会
- 慶彦SUNRISE
- 上伊那ぐるめ
- EAT ME! TRY ME!ウェールズ 産極上ラム/(英国)ウェールズ
- WELSH BAR & ウェールズPRコーナー /(英国)ウェールズ
- 日和商事株式会社
- 日本ムートン(株)
模擬店の詳細についてはこちら
さっそく模擬店を見て回りましょう。
これがラム肉の魅力を発信する食のプロ集団であるオージ・ラムPR大使『Lambassador(ラムバサダー)』のブースで、オリジナルのラム煮込みを提供していました。
ラムバサダーのみなさんです。
蒸した中太メンに羊肉を加えた、長野県伊那地方のご当地グルメ「ローメン」のブース。
ウェールズのブースではラム肉だけでなく、ウェルシュ・ウィスキーやクラフトビールも提供していました。
こちらは中国酒専門の日和商事株式会社のブースです。若者向けの新感覚白酒「江白山」のPR中です。
なかでもにぎわいを見せていたのが、中国東北料理店「味坊」のブースでした。
それもそのはず、何百本もの羊肉串がその場で焼かれていたからです。
カメラマンの山端拓哉さんは「野外での広々としたイベントは久しぶりで、のんびりといろいろなブースを覗くことができました。ディープチャイナ的には、味坊集団のブース、焼きたての羊肉串はとても美味しい!
また羊の月餅! これも食べたことがない人に説明できない美味しさです! 機会があったら食べてみてください」とのこと。
学生会員で中国生まれの植田美佳子さんは「私自身中国の東北地方生まれなので羊肉は家でよく食べており、大好物なんです❤️🐑
着いてから早速味坊さんの羊肉串をいただきました。
ジューシーな羊肉に本場中国の香辛料がかかっていて、最高の味でした!
屋台からの煙といい、匂いといい、全てが本場そっくりで中国の故郷を思い出しました」
味坊のブースでは、自家農園で栽培した無農薬野菜や各種調味料なども販売しており、同店で提供しているビオワインなども飲めました。
主催者の菊池一弘さんによると、羊フェスタ2021はテレビ朝日のスーパーJチャンネル(日)やグッドモーニング(月)で紹介されたそうです。
菊池さんは今回のフェスタについてこう話しています。
「2年ぶりに開催された羊フェスタは天候にも恵まれ、多くの来場者の方にお越しいただきました。
想像より多い来場で、3時ぐらいに、ほぼすべての料理が売り切れたぐらいです。買えなかった方にはご迷惑おかけしましたが、コロナ後のイベントの形が見えた気がします。
消毒やゴミの持ち帰りなど参加者の方にも協力してもらい、一緒に作り上げる食フェスでした。
また、共催の中野区観光協会さん、グルメサイトレッティさんなどのご協力もあり、今までにできない新しい形での開催が出来ました。
元々、羊フェスタは羊好きの消費者が、自分たちの好きな物を広めようと始めた、消費者主導で業界を応援するイベントです。その立て付けにピタッとはまった気がします。
今後は、今回の知見を活かし、コロナ後でも継続可能なイベントを目指していきます」
(東京ディープチャイナ研究会)
会場
中野セントラルパーク
(中野四季の森公園)
中野区中野4-10-2