大連の朝市や夜市、人気の屋台で楽しめるガチな大衆グルメを一挙紹介!

この記事は、スプリング・ジャパン(株)と東京ディープチャイナの協賛による「『地球の歩き方 大連・瀋陽・ハルビン 2026~27年版』出版記念キャンペーン」に当選して大連を訪れた際のレポートです。航空券はスプリング・ジャパン提供、感想は個人のものです。

スプリング・ジャパン(株)
地球の歩き方|大連 瀋陽 ハルビン

*大連を訪れた2025年12月当時の為替レートは1元=約22円でした。

成田から飛行機で3時間半。中国東北地方を代表する都市の一つ、大連で大衆グルメ(*歩き方大連編P19参照)を取材してきました。朝市や夜市、そのほか街のお店でおいしかったものを紹介します!

大湾早市で食べ歩き朝ごはん(朝7時ごろ〜)

大連の繁華街、西安路駅から地下鉄1号線で16分。千山路駅から歩いて5分もかからない交通便利な朝市で、食事できるところが多いのが特徴です。

人気屋台の宁姐肉夾饃(ニンジエロウジャーモー)は具を煮込んでいる鍋が目の前にあって、見るからにおいしそう。今回は赤身豚角煮入りの肉夾饃12元を注文しました(脂身多めは10元、そのほか野菜や干し豆腐、卵入りもあり)。パンでなく、しっかりしたパイのようなパリパリのバンズで挟んであるのがうれしい!具もボリュームたっぷりで大満足です。

優しい醤油味の豆腐脳(ドウフナオ)5元は、朝市でおなじみ、ビニール敷きの大きなボウル入り(辣油や塩漬けニラペーストで味変可)。特大の揚げたて油条(揚げパン)4元は、案内してくれた学生さんとシェアしました。朝からお腹いっぱいです。

バゲットくらいある特大麻花儿(マーファール)を発見!絶対食べきれないのでパスしましたが、あとでやはり買えばよかったと後悔。同行の学生さんが、その横にあったカボチャのチュロスのような揚げ菓子を味見させてくれました。カリカリでおいしい。

食べ物ではありませんが、カレンダーの露店で来年の日めくりカレンダーを買いました。この情報量、すごいと思いませんか?よく見ると、英語やアラビア文字のようなものまで書いてあります(調べたところイスラム暦の月名でした。マレー語?)。毎日眺めて飽きないこのカレンダーが、なんと9元。いい買い物をしました。

西安路夜市で大連名物の屋台メシ食べ放題(午前10時半〜多くの店は21時ごろまで)

大連の二大夜市の1つ。若者で賑わう西安路(*歩き方大連編P97参照)の地下鉄駅から歩いてすぐ、中央大道というビルの地下1階に広がる広大な屋台街です(写真の三角屋根が目印)。デパ地下の店がぜんぶ屋台になってガチ中華のにおいが立ちこめている光景を想像してください。

大連名物の海鮮焼きや四川の辛い串、瀋陽の味つき鶏ガラ、福建の牡蠣オムレツ、においが強烈な臭豆腐やタニシビーフン、色とりどりの糖葫芦(タンフールー)、そのほか中国各地の大衆グルメの屋台がよりどりみどり。たまたまフリーWi-Fiが電池切れで現金で払いましたが、どの店でもいやな顔をされることはありませんでした。

スマホ決済が便利になったとはいえ、こんな時のために現金は持っておいたほうがいいです(※なお中国では2026年2月から、あらゆる事業者を対象に現金払いでも受け入れなくてはならない法律が施行されるそうです)。

東北の代表的な屋台メシ、烤冷面(カオロンミェン)の列に並びました。この店はザリガニ入り烤冷面が看板商品で、小さいザリガニの身がひとつかみ入って15元。辛さを聞かれたので「微辣(ウェイラー)」でお願いしました(調理する店ではどこでも聞かれます)。冷麺の生地を平たくしたものを焼くので、“烤・冷面”。溶き卵を塗ってひっくり返し、ピリ辛ダレを塗ってソーセージなどの具をのせ、スパイスをパッパッ。くるりと巻いたら切り分けてできあがりです。

少しモチモチした歯ごたえで、ザリガニはほぼエビ味。ピンク色のソーセージにピリ辛ダレ&謎スパイスという組み合わせがいかにも屋台メシな感じで、私は好きです。日本の屋台メシで例えるなら、焼きそば的なポジションでしょうか。ちなみに今回食べたのはザリガニが入っているので値段が高めですが、普通の烤冷面は9元くらいです。

酸梅湯(スワンメイタン)は本来夏バテ防止に飲むものですが、好物なので買いました(値段は記録忘れ。10~15元くらい)。この店では画像のいかにも漢方っぽい材料を150分煮出して作るとのこと。でも苦みや渋味はなく、さっぱり甘くておいしいです。日本でも近ごろ薬膳がテーマのドラマやレシピ本が話題になっているので、酸梅湯も今年あたり流行るかも?

最近話題の奶皮子(ナイピーズ)付きの糖葫芦(タンフールー)もありました(画像左)。奶皮子は「牛乳を加熱したときにできる膜」で、板状をしています。おもしろいことに、以前は見かけなかった黒豆やムカゴだけの串もありました。糖葫芦業界にも健康志向の波が来ているのかもしれません。

西安路夜市から話が逸れますが、街角の屋台は夜市よりもう少し安くて、果物だけの串なら5元くらいで買えます(画像右)。好物なので、滞在中あちこちの屋台で買ってみました。地下鉄2号線の青泥窪橋駅近くにある大ショッピングモール、大連商場1階の糖葫芦店には、サンザシにあんこやほかの果物を挟んだ様々なミニ串が並んでいます。いろいろ種類が選べるのでおすすめですよ。

奶皮子(ナイピーズ)付きの糖葫芦(タンフールー)

大連の行列王と言われる人気の包子店・口口香(コウコウシアン)(*歩き方大連編P94参照)は、夕食の時間帯ということもあって長蛇の列。仕方なくあきらめて、せめてもの記念に価格表の写真を撮ってきました。定番のものから、ロバ肉や大連名産のウニ、ナマコ入りの包子まであって、字面だけでもおいしそうです。次回は空いてる時間帯に来ます!

※以下は中国名物ともいえる昆虫屋台の紹介です。苦手な方は読み飛ばしてください。

雲南昆虫館という屋台には各種昆虫や節足動物の串がずらりと並べてあって壮観でした。注文するとその場で揚げて、謎スパイスを振りかけてくれます。せっかくなので、日本でも話題になっている蝉の幼虫と竹笋虫というイモムシにトライしました。……うん、サクサクして香ばしい。もしかして烤冷面の中に振りかけるスパイスと同じ味かも。どの串を頼んでも同じ味になるような気もします。

雲南昆虫館

中国東北ではカイコのサナギが人気で、烤蚕蛹(カオツァンヨン)=焼きサナギだけの屋台もあるほど。初めて見たときはその大きさに引きましたが、栄養豊富で、中身の食感は茶碗蒸しに似ているそうです。興味のある方は挑戦してみてください。

交大夜市で港町の海鮮ざんまい(17時〜多くの店は21時ごろまで)

地下鉄2号線の交通大学駅を出てすぐのところにある、西安路夜市と同じくらい便利な場所にある夜市です。そして同じく、食べ物の種類が多い!道路を挟んだ向かいにある大連交通大学の学生さんがうらやましいです。

大連名物の焼き牡蠣(4個15元)と焼き小ホタテ(5個10元)は、注文すると5分くらいじっくり焼いて提供してくれます。貝の上に春雨、そして刻みニンニクの醤油タレがかけてあって、焼き上がると春雨が貝の汁を吸ってウマー!牡蠣もちゃんと中くらいのサイズでウマー!でした。

ただ、大連のあるインフルエンサーによると、5月から8月に屋台でこの手の海鮮を食べるのは少々デンジャラスだとか。私は2年前の5月に大連の海辺の露店でぬるい海水に入ったタイラギ貝やウニを生で食べ、道端の屋台で牡蠣を食べても何ともなかったんですが、たまたまラッキーだっただけかもしれません。一応、その時期に食べるときは衛生に気をつけていそうな店を選んだほうがよさそうです。

ニンニク醤油で海鮮ときたら、お酒が好きな方は飲みたくなりますよね。でも、交大夜市も西安路夜市もアルコールは売っていません。2年前に訪れたときはビールを持ちこんで酒盛りしているおじさんたちがいましたが、今回は「飲食物の持込禁止」の貼り紙があって、お酒を飲んでいる人は見かけませんでした。飲みたい方は食べ物を持ち帰りにし、コンビニでお酒を買って宿で楽しみましょう。

最後に、簡素だけれど個人的に好きな軽食、小巻餅(シアオチュワンビン)を紹介します。注文すると、ジャガイモの細切り(さっとゆでてスープで?味付けしたもの)とパクチーを、薄いクレープ生地で1つ1つ包んでくれます。これが8個で8元。

滞在中、どうしても過食になるので、時々あっさりしたものがほしくなるんですよね。東北名物の鍋包肉(グオバオロウ、揚げ豚肉山盛りの甘酢あんかけ)や羊肉串や麻辣串の屋台もあるけど食指が動かず……あとはフルーツ屋台でパック入りのフルーツを買って帰りました。

ちなみに、どこそこの名物と分かるように屋台によく都市名が書いてあるんですが、本当にその街のものかどうかは怪しいそうです(笑)。

おすすめのお店と大衆グルメ

飯包(ファンバオ)

数年前から台湾おにぎりが流行っていますが、それなら飯包は中国東北おにぎりと言えるでしょう。なかでも百合飯包というチェーン店のものは個人的にイチオシの屋台メシです。

もともと飯包は吉林省発祥で、それから東北全体に広まったのだとか。ドロっとしたマッシュポテトとほんのり味噌味の東北の醤を使うのが特徴で、今回は卵とピーナッツ、ナスを追加して11元でした。材料を白飯に加えてよく混ぜ、グリーンリーフでしっかり巻いたら出来上がりです。

西安路のお店から中山公園まで歩いて、市民グループによるヤンコ踊り(中国東北の大衆舞踏)を見物しながら食べました(こちらのグループは毎日!中山公園で踊っているそうです)。飯包の中身は水なしで完食できるほど緩めで、味つきご飯がおいしい!いつか日本のどこかで売り出してくれないかなぁ……ヘルシーだし、絶対に日本人ウケすると思います。

百合飯包

ちなみに西安路夜市の“飯的包”という店でも飯包を買ったんですが、そちらの類似品はあまり味がなくて今ひとつでした。百合飯包の店は大連の西安路のほか、天津街などにあります。

不二心(ブーアルシン)の包子

地元創業の点心店、不二心は大連だけでも20店舗以上ある人気のチェーン店。テーブルでスマホ注文できる、1人でも入りやすいお店です。包子が食べたくなって夜に行ったところ、メニューが小籠包と餛飩(ワンタン)のみになっていたので翌朝出直しました(小籠包も看板商品で、4種類あるうちウニ餡以外は美味でした)。朝から雪が降っているのにデリバリーのライダーがひっきりなしに出入りしていて、人気のほどが分かります。

包子は鮮肉大包(豚肉まん)5.5元と素餡大包(野菜とキノコ)4.5元を注文。中国の包子は皮から違います。鮮肉大包はこぼれそうなほど肉汁が入っているのに、どうして皮に染みこまないのか不思議。そして野菜とキノコまんが味わい深くておいしい!また食べに行きたいです。

夜市や街の果物店

中国では日本とは比べものにならないくらい果物の種類が多いうえに安くておいしいです。夜市や街の果物店では手軽なフルーツの詰め合わせがいろいろ売られていて、旅行に来たなら買わない手はありません。フルーツの詰め合わせは1パック8〜10元、フルーツヨーグルトが15元くらいです。

春〜夏には大連名物のサクランボや丹東のイチゴ、いろいろなブドウ、モモ、スイカ、ドリアン。2年前の初夏に食べたライチと、孫悟空が天界で盗み食いしたという平べったい蟠桃(バントウ)の味は忘れられません。そして今回は冬ですが、それでもおいしい果物がありました。

凍梨(ドンリー)

真っ黒で見た目が少し怖い凍梨(ドンリー)は、もともと黄色の梨で(画像の梨は1個2.7元)、黒龍江省の厳寒の屋外で凍らせることでこの色になるんだとか。果物店のご主人に教わったとおり、しばらく水に浸けて皮の部分を解凍し、少しモミモミして手で皮を剥くと、いきなり果汁がブワーとあふれてきました。これが桃缶の汁くらい甘い!慌ててチューチューしながら一気に完食。半解凍で切り分けてもおいしく食べられそうです。日本でも5,6個入りの袋をネットで購入できるようなので、冷凍庫にスペースを作って購入してみようと思います。

沙糖桔(シャータンジエ)

小さな沙糖桔(シャータンジエ)は名前のとおり甘〜いミカンで、食べ出したら止まりません(果物店で6.5元/斤=500g)。それから、ミニトマトに烏梅(ウバイ)を挟んだ大好きな番茄(ファンチエウーメイ)10元も見つけました。梅の未熟な実を干して燻製にした烏梅は薬膳食材の一種ですが、こちらの番茄烏梅に挟まっているのは普通のドライフルーツみたいな感じ。自分で作るならドライプルーンで代用してもよさそうです。

番外編:大学の学食もお忘れなく

今回の旅では、2年前に留学していた遼寧師範大学(*歩き方大連編P85参照)の学食も再訪し、大好きだったマーラータンを食べてきました(「地球の歩き方」で留学受け入れ先として紹介されている大学です)。

何せ学生が多いので、例えばビルの3フロア全てがフードコートだったりと、日本では考えられないほどの規模の大きさ。食事もバラエティに富んでいて、ガチ中華好きにとってはまさにパラダイスです。

朝のビュッフェは包子や油条、豆乳、涼菜その他盛りだくさんで、いくつか選んでも10元もしません。そして昼から始まる水餃子や各種麺・丼物・串などの店が並ぶフードコートは、外で食べるのと同じくらいおいしくて安い!一人でも食べられる回転火鍋や煎餅果子(ジエンビングオズ)、タピオカミルクティー、果物茶などの流行りのスタンドもあります。

パンデミック以降、中国の大学は部外者以外キャンパスに立ち入り禁止になりましたが、留学すればガチ中華の学食を体験できます。大連の大学はシニア留学も受け入れていて、大学によって年齢制限は異なりますが60〜65歳くらいまで入学可。私は大連の市街地に近い遼寧師範大学で春学期から夏期まで学び、毎日学食に通いました。中国語を勉強されていてガチ中華三昧の生活に興味がある方、留学はいかがですか?楽しいですよ。

あとがき

今回航空券が当たるキャンペーンを実施してくださったスプリング・ジャパンさんと東京ディープチャイナさんに感謝します。当初予約した便がキャンセルされたときも、スムーズに別便に振り替えてもらえました。機内では無料の食事こそありませんが、機上で過ごすのは3時間半だけですし、そっとしておいてもらえるので、私はかえってありがたかったです。

そしていろいろ調べるうちにキャンペーン等で航空券が激安になる日があることが分かったので、またぜひ!スプリング・ジャパンさんの飛行機で中国に遊びに行きたいと思います。

最後に、今回の取材では遼寧師範大学の先生と学生さん、そして匿名希望の某果物店のご主人にご協力いただきました。心から感謝します。

(江江<ジァンジァン>)

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