中秋の名月の夜、大行列だった池袋の上海月餅の店「永祥生煎館」のメニューを徹底紹介

大家好!中原美波です。今回は久しぶりに傳あおいさん・谷井朱花さんの「胃袋チーム」と一緒に取材へ。胃袋のキャパシティは相変わらず! 紹介するのは池袋駅西口(北)から歩いてすぐの「永祥生煎館」さん。

「永祥生煎館」さん。

2009年9月という池袋でも比較的早い段階でオープンし、小吃(シャオチー)という屋台で食べられるようなB級グルメを中心に販売しています。なかでも焼き小籠包はSNSやテレビなどで発信され、日本人の間でも話題となり、行列ができる名店になっています。知っている方も多いのではないでしょうか。 

焼き小籠包
実は私もガチ中華にハマり始めた大学一年生の頃、テイクアウトでここの焼き小籠包を個人的に買いに行ったことがありました。その美味しさは衝撃的で、以後友人から「おすすめのガチ中華のお店はどこ?」と聞かれると、ほぼ必ずといっていいほどここのお店を紹介しています。 

一方中国の方にとっては、月餅をお目当てに来店する方も多いかもしれません。中国では旧暦の8月15日にあたる中秋節=中秋の名月の際に、日本でいうお団子のように、月餅を食べる習慣があります(写真内の店頭に貼られた「中秋节快乐」の字は中秋節おめでとうの意)。日本ではコンビニやスーパーなどで通年目にする月餅ですが、中国では季節の行事を代表する食べ物なのです。

「永祥生煎館」

なお地域によっても異なりますが、中国の月餅といえば、丸型や花形にかたどられたしっとりした生地に、たっぷりの餡やナッツを入れたもの、中には塩漬けされたアヒルの卵の黄身を入れたものなどが多くみられます。一般的に甘いものが多いですが、永祥生煎館ではなんとお肉が入った珍しい月餅を販売しているそうです(鮮肉月餅)。 

「永祥生煎館」メニュー

その珍しさや美味しさから、毎年特に中秋節の時期には、家族や職場の差し入れ用にと、月餅を買い求める中国の方で大行列ができるそう。今年もお店の裏側まで連なる大行列だったようです。 

さて、今回の取材は、初代オーナーの息子さん、現在はお店の事業活動も中心に行っているという徳永吉昭さんが取材に協力してくれました(写真上)。 

「永祥生煎館」初代オーナーの息子さんの徳永吉昭さん

徳永さんは日本生まれですが、お父様が日本の方でお母様は上海出身の方だそう。お母様は中国にいたころ、アルバイトで調理に携わっていて、日本に来てからもこだわって上海料理を提供してきたそうです。今でも現役でお店のメニュー開発に携わるなど、パワフルなお母様だといいます。 

お話によると、永祥生煎館はオープン当初、知る人ぞ知るようなお店だったそう。しかしその後、テレビ等数々のメディアの取材を受けるようになってからというもの、日本人の来店もかなり目立つようになったようです。実際客層の割合として、日本人は3割ほどを占めるようで、取材時も関心を寄せて足を運ぶ日本人客の姿が多く見られました。

なおこちらのお店はテイクアウト利用が目立ちますが、実は店内にも7席ほどのカウンター席があるのでイートインも可能です。カウンター席の真後ろは厨房なので、料理を待っている間に小吃が作られる過程も楽しむことができます。まさに職人技が光るパフォーマンスです。

私も今回は初めてのイートイン利用で、熱々の上海小吃を出来立てでいただきました。まずはやはりお店名物、上海でも定番メニューの焼き小籠包から。 

実際に作っている様子を撮影させてもらいましたが、餡が手際よく優しく包み込まれる様子はずーっと見ていられそうでした。そして厚めの皮にこれでもかという量の餡。この時点でもう美味しそう!

包み目を下にして並べ、油をひいた熱々の鉄板で一気に焼くようです。本当にいい音ですね♩ ちなみに店名にも入っている「煎(ジエン)」とはこの油がひかれた鉄板で焼く調理法を指し、「生煎包(ションジエンバオ)」で焼き小籠包のような点心を意味します。実は普段食べる蒸しの小籠包と焼き小籠包とでは、皮の作りからなにから違うそうで、ただの小籠包を焼いてもできませんよ〜とのこと。 

焼き小籠包

こうして、こんがりきつね色に焼き上がった生地、胡麻と刻みネギも加わり、食欲がそそられる彩りに。熱いうちに、やけどをしないようにいただきます。

私たちは撮影用に肉汁を大放出させましたが、本場の食べ方は、まずは小さな穴を開けてたっぷり入った肉汁を上からすするのだとか。旨みがじわーっと染み渡り、この瞬間が私にとって本当に幸せそのもの。まずはこの濃厚スープをじっくり味わってみてください! 皮は焼き目のサクサク感と、蒸し焼きされた部分のモチモチ感と、両方の食感を楽しめるのがポイント。

お好みでお皿に直接黒酢を垂らしてつけて食べてみても◯。 

やはり永祥生煎館さんのはじまりともいえる焼き小籠包。皮の香ばしさ、お肉の甘さのバランス、風味食感、…どれをとっても最高で、皆さんにとっても忘れられない味になるかと思います!

続いては、実はここ数年で販売されるようになったというこのお店新たなスターのご紹介。冒頭でも紹介した「鲜肉月餅」です。

「鲜肉月餅」

円型で甘い餡が一般的なイメージの月餅ですが、こちらではお肉が入ったしょっぱい系の月餅が販売されています。実は上海ではこのようにお肉が入った月餅はむしろ多く見られるそうですが、丸型のパイ生地はこのお店ならではだといいます。何層にも重なったパイ生地は餡を隙間なく包み込み、ずっしりとした重さがあります。

味は、パイ生地もほんのり甘味があり、餡も肉まんのタネのような甘味があるので、しょっぱい系といいつつも、優しい甘さが特徴的かもしれません。お月見のときに月餅を食べなかった…と後悔している皆さん、中秋節のみならず通年販売しているメニューなので、今からでもOKです。 なお近年では他にも色々な具材が入った月餅がみられるようになるなど、月餅の多様化が進んでいるんだとか?! 幅広い月餅の世界もこれからのぞいていきたいところです。

ではここから更に、定番メニューからまだ食べたことのない上海ならではのメニューまで一気にご紹介。

「永祥生煎館」メニュー一覧

コンパクトな店内ながら、食べられるメニューはこんなにもたくさん! どれも興味をそそられるものばかりで本当に迷ってしまいます。

ライブビューイングで包む様子を見てしまうと頼まずにはいられません、まずはやはり点心から。ふっくら包み目が美しい「野菜まん」。

「野菜まん」
ふっくらほかほかのフォルムに食欲がそそられ、まだ激熱の中真っ二つにしてみると…
「野菜まん」の中身

青梗菜、しいたけ、キクラゲなど見た目も鮮やかな具材が出てきました。味付けはシンプルで、もちもちの皮のほんのりした甘み、具材の風味や食感を楽しむことができます。包む技術はもちろん、優しい味わいにも作り手の腕前が感じられます。 

続いてはこれまで食べたことなかったメニューに挑戦、「醉鸡(ズイジー)」です。

「醉鸡(ズイジー)」
写真を見るとシンプルな鶏料理のようですが一体どんな料理なのでしょう? 
「醉鸡(ズイジー)」

運ばれてきたのは紹興酒が香る鶏料理でした。鶏肉と紹興酒の組み合わせはいかにも中国らしい。じっくり一日中漬け込まれた香り高い大人の一品です。私自身はまだまだ味覚が大人になりきれてないので、「紹興酒、大丈夫かな?」という気持ちで頂きましたが、これが本当にクセになる!!

最初はやはり紹興酒の苦味を感じるのですが、あとから鶏肉から出る旨みがしっかりときて、意外にもさっぱり食べることができちゃうんです…。骨付きですが、お酒に漬け込んであることで身は柔らかく、かつ旨みを逃すことなく美味しいエキスが凝縮。ガチ中華を通じて私の味覚もまた一歩大人の階段を登りました(?)

続いてこれまた字面から料理のイメージがつかなかった「考夫(カオフ)」を好奇心でオーダー。 

「考夫(カオフ)」

おそらく中国語の「烤麸(カオフ)」(=蒸したお麩のようなもの)からこの漢字が使われているのではないでしょうか。私は初めて食べますが、上海では家庭でも食べるような定番の前菜だといいます。意外にもひんやりしており、湯葉をぎゅっと凝縮させたような感覚?!醤油ベースの甘じょっぱい味付けがしっかり染み込んでいますが、主に大豆からできているそうで、ヘルシーな点もなんだか新感覚。またまた新たなお気に入りに出会えました。 

続いては徳永さんオススメ、上海定番料理の「糖醋小排」です。「糖醋(タンツー)」とは甘酸っぱい味を意味し、甘酢味の小さくカットしたスペアリブのこと。

「糖醋小排」

黒酢や砂糖などに漬け込まれており、ぎっしりと肉付いている骨の周りも柔らかく、簡単にほぐれます。豚肉のジューシーな甘味とソースの適度な甘酸っぱさが中毒性のある美味しさです。 

気になった方もいるかもしれませんが、先ほどの「考夫」からもわかるように、実は上海料理には甘酢味など甘い風味の料理が多いようです。辛味がないので、あまりガチ中華に食べ馴染みのない方でも簡単にハマってしまうかもしれません。

そして何より、甘じょっぱい味わいは青島ビールをお供に、というのもかなりよさそうです。 

青島ビールをお供に

ビール以外のドリンク、「绿豆汤」もあります。

「绿豆汤」の直訳である「緑豆スープ」に相応するほどたっぷりの量の緑豆を使った、飲むスイーツのようなもの。 

「绿豆汤」の底

下から見てもびっくりする緑豆の量。これだけ入っているので一吸いでほくほくの緑豆の食感を口いっぱいに楽しむことができます。豆の味はシンプルで汁も甘すぎないので、夏っぽさを感じるさっぱり感があります。

意外にも、和菓子が好きな人もハマりそうな“飲むあんみつ”といった風味でした。 このほかに豆乳も販売しており、上海の方は食事中に豆乳をよく飲むそうです。ぜひ現地流に料理とドリンクのペアリングを楽しんでみてほしいです。

ところで青島ビールの写真の背後にあるスープは一体??と思った方はこちらへ。同じく定番料理の「海老ワンタンスープ」。 

「海老ワンタンスープ」

優しい塩味のスープ、たっぷり入ったツルツルのワンタンは透明感があり見た目も綺麗です。ワンタンの中にはプリプリしたエビの細切れが入っていました。上海料理の味付けは全体的に甘みがあるのが特徴的なので、間にこの一品でマイルドな塩味を楽しむのもおすすめです。

ちなみにワンタンはこれ以外にも、まだまだ見慣れない新発見メニューがあります。それが「上海双档(シャンハイシュアンダン)」。

「上海双档(シャンハイシュアンダン)」

 一体どんな料理なのか想像しづらいかもしれませんが、調べてみると双档とは、「二つのセット」を意味するよう。「上海双档」と書かれたメニューの両隣の「油面筋塞肉(ヨウミェンジンサイロウ)」(油で揚げたお麩の肉詰め)、「百叶包肉(バイイエパオロウ)」(干し豆腐でできた皮でお肉を包んだ)という二つの具材をメインにした、はるさめ入りスープの小吃をまとめて「上海双档」と表現するようです。 

「上海双档(シャンハイシュアンダン)」
実は油面筋塞肉も百叶包肉もスープや鍋の具材として上海では定番メニューだそうです。気になる中身はというと、油面筋塞肉には、スープが染み込み、とろとろになったお麩の中にぎっしりと挽肉が入っています。どこか食べ馴染みのあるようなクセのない味わいで、日本の鍋にも合いそうです。
「上海双档(シャンハイシュアンダン)」

百叶包肉は断面の写真を撮り忘れてしまったのですが、、イメージはこのような感じ。 

百叶包肉の断面のイメージ

干し豆腐の皮が何層にも重なっていることからこの名前がつけられたとか。ざらざら食感で歯切れのいい皮は、食べ応えがありながらもお豆腐なのでヘルシーなのが嬉しいポイントです。こちらもクセがなく優しい味わいのスープと相性抜群。本場流に火鍋などに入れるのもやってみたいです。

さてここまで食べておきながら(笑)、〆に王道の人気メニューの「鲜肉粽子(シェンロウゾンズ)」=ちまきの紹介です。

実は徳永さんは家でもかなり頻繁にちまきを食べるそうで、1番好きなメニューの一つだそうです。冷凍保存して夜食などでも食べるほど身近な存在なんだとか。日本でいうおにぎりみたいな位置付けでしょうか。

「鲜肉粽子(シェンロウゾンズ)」=ちまき

大きな笹の葉に包まれた熱々のちまき。こぶし大の大きさがあり、一つ一つに重量感があります。

「鲜肉粽子(シェンロウゾンズ)」=ちまき

これまた食欲に負けて、激熱の中なんとか葉を開いてみると、具材はシンプルなのですが、もち米に加えて大ぶりの豚肉がゴロゴロ入っていました。ほんのり甘味があるのですが、ただ甘いだけではなく豚肉から出る旨みでしょうか、深みのある味わいも印象的です。ちなみに粘り気の強いもち米は、熱々のうちに全て笹の葉から剥がして置くことが全部を美味しく食べ切るポイントだそうです!

さあ、上海流に今夜の夜食はちまきでいかがでしょうか?

以上、今回は初心に帰り、日本におけるガチ中華人気を引っ張ってきた永祥生煎包さんの上海料理を体験しました。 思えば中華が好きになったのも、ガチ中華にハマりはじめた当初に食べたのも小籠包でしたが、小籠包をはじめとする上海料理を、ここまで幅広く楽しんだのは今回が初めてだったかもしれません。

作る工程の見学を含めて、音や匂いを感じながら五感で楽しめる小籠包はとにかく格別でしたが、それ以外にも甘酢を中心にした味わいの病みつきになる料理の数々、食感や香りもバラエティ豊かな上海料理に、国を問わず支持される上海料理の美味しさ、まだまだ知らない世界があったという新鮮さと、こうしてまた上海料理のトリコになっていくのだと確信した回となりました! 

なおここまで読んでくださり、お腹が空いてきたであろうみなさんに朗報! 実は永祥生煎包さんは通販を行っていて、今回紹介したメニューの数々をご自宅でも楽しむことができます♫

徳永さんご本人がデザインを手掛けたという可愛らしいカードが店内にも置いてあり、こちらのQRコードから日本語の通販サイトに飛ぶことができます。通販サイトにはトリュフ入りの月餅や数種類の月餅が入ったセット、麻辣ザリガニなど、なんとお店では買うことのできない限定メニューが複数あります。今後は通販サイトの運営にも力を入れて、ゆくゆくは百貨店やスーパーなど、より多くの方により気軽に料理を楽しんでもらいたい、と徳永さん。私としても身近な場所でガチ中華が見られるようになるのは今から楽しみで仕方がありません! 

永祥生煎館
LINEやWeChatもやっており、お得情報や最新ニュース配信などといった嬉しいコンテンツも充実しています。みなさんまずはこちらからでも、気軽にトライしてみてください! 

最後に傳さん谷井さん「胃袋チーム」のお二人の感想です。

傳あおいさん感想~旨味が凝縮され肉汁だけでもおいしい焼き小籠包

実は永祥生煎館さんは中原さんのおすすめのお店&私の元アルバイト先の道中ということもあり、ずっと気になっていたお店だったので、今回取材で伺えると聞いてとても楽しみでした! 

名物の焼き小籠包は、旨味が凝縮された肉汁だけでも食べて良かったと思えるほどに美味しかったです!焼いてるからこその皮のぱりぱりした食感を楽しめ、サイズも大きめなので、この一品をサクッと食べに行くだけでも大満足だと思いました。 名前で気になって頼んでみた考夫は、どこか馴染みがあるような新しいような味付けをされた湯葉を重ねたような冷菜でした(語彙力がなくてすみません、、)。 

上海料理は香辛料控えめな馴染みやすい味付けが多かったので、気になったものに挑戦しやすかったです! お店の商品はほとんど通販で購入することができるそうなので、自宅で気軽にガチ中華に浸ることができるのは幸せですね!!

谷井朱花さん感想~上海料理初体験、食べやすかったです

今回のお店は池袋西口に立ち寄るといつも賑わっていて、気になっていたお店!

小籠包専門店かと思いきや、月餅や塩水鴨など見たことのない上海料理がたくさんあって心が踊りました〜♡♡(胃袋チームは上海料理初)

私のお気に入りは看板商品、焼き小籠包!! 中華街にある小籠包とは違って、こちらのは焼き!ということで、肉汁がより閉じ込められていてカリッとジューシー‼‼ お店では職人さんが餡を包み、たくさんの小籠包を焼いている姿を見ることができます。まさに本場上海を旅行したみたいな感覚!

お次は、月餅もいただきましたが、餡子やナッツが入ってない月餅は初めてでした〜! イメージはパイ生地の肉まんのような感覚で、日本人にも馴染みのある味。他のどのお料理もスパイスや香辛料が強くなく、食べやすかったです。

お店の2代目オーナーはなんと通販もやっているのだとか。お店も駅近なので池袋西口ぜひ訪れてみてください〜!

(中原美波)

店舗情報

永祥生煎館

豊島区西池袋1-29-2 サンシティホテル西側1F
http://ei-show.com/

永祥生煎館 立川店

東京都立川市柴崎町3-6-23 友誼食府 立川店内
042-512-9735

Writer
記事を書いてくれた人

中原 美波

プロフィール

代表からのひとこと

そういえば、中原さんがガチ中華に目覚めたのは、小籠包を食べたことだったという話を思い出しました。だから、永祥生煎館はすでに何度も訪ねたことがあったのですね。

ぼくが好きだったのは、野菜まんとチマキでした。ワンタンも好きです。

今年の中秋の名月にあたる9月17日、ぼくは永祥生煎館を訪ねました。毎年恒例の行列ができていました。

行列の永祥生煎館

この日ゲットした上海月餅はこれです。個人的には甘い月餅より肉月餅のほうが好みです。

そのあと友誼食府に行くと、やはり月餅コーナーができていました。こっちはふつうの月餅ですね。

空にはとびきり大きな満月が輝いていました。月夜に月餅、すてきなひとときを満喫できました。

大きな満月

ところで、ぼくは徳永さんのお母さんにお会いしています。お母さんは1988年に来日した上海出身の方で、日本で焼き小籠包の店を始めようと思った理由をこう話してくれました。

「日本人は焼き餃子が好きでしょ。だったら、焼き小籠包も好きなんじゃないかなと思ったの。ただ中国のは油っぽいので、日本人の好みに合わせてさっぱりした餡づくりに努めたんです」

なるほど、それはいいアイデアでしたね。おかげで、同店はオープン以来、テレビや雑誌に何度も取り上げられ、池袋の人気店になったのでした。

ちなみに、立川の友誼食府の中にも小さなブースを出店しているので、そちらでも焼き小籠包が食べられますよ。

実は今回ぼくもイートインは初体験で、とても面白い取材でした。みなさん、ありがとうございました。

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