学生ライター2名、池袋の「三宝粥店」でお粥を食べてきました!

こんにちは、学生ライターの山田一衣です。

中国という国に降り立ったことのない大学生ですが、東京に広がる「ディープチャイナ」を通して海の向こうの世界に想像を膨らませています。

今回は池袋駅 (西口(北)20c出口)を出てすぐ近くの雑居ビルの6Fにある「三宝粥店」に行ってきました!

一緒に行った江上ふくと、ディープチャイナの本拠地である池袋でお店を探していたときに、「東京で中華を食らう」の阿生さんが美味しそうな料理を投稿していたのを見つけました。

あの阿生さんの紹介する店なら間違いないと思い、ふたりでこちらのお店へ。

出口の階段を上がった、目の前の「喫茶ルノアール」の入ったビルです。

店内は広々としていて、ゆっくり過ごせそうでした。

ここのイチ押しは店名にもあるお粥!
お粥の種類はなんと33種類もあるそうです。

私たちはお粥の他に煮込み料理や点心も注文しました。頼んだものはこちら💁🏼‍♀️

松子玉米粥

八宝粥

小鸡炖磨菇

韭菜餅 

銀耳蝦餃

なかでもコーンのお粥(松子玉米粥)は初めての感覚!

生のコーンを煮込んでいるのかと思いきや、コーンを粉にしてから調理するみたいです。特に味つけはされておらず、素材そのままの味が楽しめます。お店の方曰く「調味料なしが食べにくかったら、塩やお砂糖で味を調節して食べるのもおすすめ」とのこと。

もうひとつのお粥、「八宝粥」はこのビルのお隣にある友誼商店のような中国食品を取り扱うスーパーで缶詰のものをよく見かけますね!

豆や麦などの穀物がたっぷり入った甘いお粥です。甘いと言っても甘さは控えめで、穀物の食感や旨味を存分に楽しめました。

たまに噛み締めるナツメの酸味がいい感じ!

お店の方にお話をうかがったところ、中国のお粥は朝ごはんとしてポピュラーな食べ物なんだそう。日本でお粥といえば「病気になったときに食べる消化のいい食べ物」のイメージですよね。味つけも白米のお粥に梅や菜葉を添えたり、タマゴ粥にしたり、あっさりとしたシンプルなものが多いですが、中国のものはバラエティに富んでいます。

「日本人のお客さんにはピータンのお粥がおすすめ!」ということなので、次来るときはピータンのお粥を頼もうと思います。

「小鸡炖磨菇」は『東京ディープチャイナ』の本にも載っていた、中国東北地方では有名な煮込み料理だそうです。メニューには「若鶏とマッシュルームの煮込み」と説明されています。

大きな鍋に蝋燭が焚かれた状態で出されるのでアツアツな状態でいただけます。八角好きとしては最高の味つけでした。鶏肉にも味が染みていて美味しい〜!

ニラ入り焼きまんじゅうの「韭菜餅」、エビ入り蒸し餃子の「銀耳蝦餃」は言わずもがな。
韭菜餅はもっちりとしていて、ニラの香りも強すぎず、ビールが進みそうです。銀耳蝦餃はえびとキクラゲのプリプリ感の両方が楽しめます!

この量、ふたりだと多かったのですが、メニューの多さに絞りきれませんでした(笑)。現在は時短営業中で、名物の食べ放題もお休み中ですが、出前館は22時まで受け付けているそうです。現在の詳しい情報はお店のSNSやインターネットでご確認ください。

店舗情報

三宝粥店

豊島区西池袋1-28-1
第二西池ビル6F
03-5956-8881

※友諠食府にある三宝粥店の紹介はこちら。

池袋の中華フードコートで点心やお粥、小吃を食べる 友誼食府 -その3 大連料理編- | 東京ディープチャイナ@ガチ中華発掘メディア (deep-china.tokyo)

Writer
記事を書いてくれた人

山田一衣

プロフィール

代表からのひとこと

三宝粥店は2018年6月に池袋にオープンした中国東北地方の南部に位置する遼寧省大連の点心や煮込みなどの東北料理を出す店です。東北地方は水餃子の本場ですが、海に面した大連は海産物が豊富なことから、香港のように飲茶を出す店も多いのです。

もちろん、大連には東北料理の店も多く、山田さんたちが食べた小鸡炖磨菇は東北料理を代表するメニューで、ぼくも現地で何度も食べました。八角の利いた鶏のまろやかスープが美味しいですよね。この煮込みにはトウガラシはそれほど入れないので、食べやすいです。ご飯とも合います。

ところで、この三宝粥店はお隣のビルの友誼食府にも出店していることをご存知でしょうか。すでに本サイトではこの店を紹介しています。メニューのお粥や点心についても詳しく説明してあるので、参考にしてみてください。

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