体を温め、ダイエットやアンチエイジング効果のある上野の羊スープ店

11月7日、当研究会メンバーも遊びに行った「羊フェスタ2021」はとても盛況でした。

羊料理がじわじわ、まんべんなく都内に広がっています。もはやブームではなく、羊料理を食べるのはごく普通のことになってきました。

とはいえ、羊料理の中でもちょっと変わりダネというか、日本人には少しハードルが高そうなのが羊のスープ(羊湯/羊汤 ヤンタン)かもしれません。

独特の獣臭さがあり、気になる人もいそうだからです。

最近、都内のディープ中華の店では、羊湯を出す店が増えています。羊湯の専門店も現れました。上野御徒町にある「羊貴妃 羊湯館」という店です。

黒木真二さんが久しぶりにYoutubeで食レポをしています。今回も、羊湯についてとてもわかりやすく解説してくれているので、まず動画をご覧ください。

絶品羊肉料理!
クセ無し旨みたっぷり&秘密の調味料!

(2021/11/23)

久々のレストラン探訪!御徒町駅近くの『羊貴妃 羊湯館』に行ってきました!

中国ではよくある羊のスープや、羊肉の水餃子、骨付き羊肉をいただきました。
どれも絶品、さらに自家製の羊油ラー油で旨みさらにアップ!

「湯(タン)」という字は中国語でスープという意味です。すなわち羊湯とは羊のスープのこと。

この店の「羊貴妃」というのは、唐の時代の美女、楊貴妃をもじったもの。

注文はテーブルのQRコードを読み取って行います。

羊肉の料理が中心ですが、羊肉以外の料理もたくさんあります。

まずは羊湯を注文。スープには種類があり、全羊湯は羊肉とモツのスープ。羊肉湯はモツの入っていない羊肉だけのスープです。またモツだけのスープは羊雑湯と言います。

モツ入りの全羊湯を注文。

パンのような分厚いナンも付いてきました。

黒木さんによると、羊肉は体を温める効果があり、さらにダイエットやアンチエイジングの効果も認められているそうです。

羊湯の味つけはあっさりしていて、塩味も薄いです。ですから、自分で好みの味をつくります。

塩胡椒やお酢、羊油辣油を使います。羊油辣油というのは文字通り、羊の油を使った辣油。自家製です。

「羊油辣油はかなりおススメです」と黒木さん。

羊肉の水餃子も注文しました。「羊肉のクセもなく、でも他の肉にない独特の味わいがあります」とのこと。

最後に注文したのが羊大骨、骨付きの羊肉です。

タレと一緒に手袋もついてくるので、手で豪快に食べましょう。

「これを食べていると、野生の本能を呼び起せます」。量が多いので、3、4人で一皿注文するのがいいでしょう。 どうでしょう。

羊湯、食べてみたくなったのではありませんか。羊湯は都内の中国東北料理店や延辺朝鮮族料理店などではたいてい食べられます。

ぜひ試してみてください。

店舗情報

羊貴妃 羊湯館

台東区上野4-1-3 B1F
03-6803-2733

※同店のオーナーは中国遼寧省大連出身で、同じ上野に「何鮮菇」というキノコ鍋の店も出しています。この店は、大連ではとても人気の店で、在住日本人のファンも多いです。この店のキノコ鍋についてはこちらを参照ください。

Writer
記事を書いてくれた人

黒木 真二

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