蔵前（東京都台東区）の本場中華料理「味道」の店長から、お正月用オードブルにいま人気の白酒「沱牌六粮（だはいろくりょう）」のボトルを1本付けた「東京ディープチャイナ特別セット」を限定5セット販売したいという連絡がありました。
このサイトでお店を取材してくれたこと。それが新刊本「東京ディープチャイナ『ガチ中華』セレクション」（産学社）にも載ること。そして、バイボール広め隊長の私がおすすめした新メニュー「沱牌六粮の強炭酸割り」が好評なことに感謝してとのことです。
「味道」の手作り中華とバイボールがお家で体験できるチャンスです
オードブルの内容はこんな感じ。ポスターの「れんこん」が「ねんこん」になっているのはディープチャイナらしさとしてスルーしてくださいね。これにお店でボトルを入れると3300円の沱牌六粮が1本付いてプラス2000円。つまり、5800円のオードブルは沱牌六粮のボトル付きで7800円、8000円のオードブルは沱牌六粮のボトル付きで10000円です。
「7800円の東京ディープチャイナ特別セット」または「10000円の東京ディープチャイナ特別セット」とお申し込みください。
「味道」の中華オードブルはすべてお店の手作りです
以前、サイトのための取材のときに「おせちは作らないんですか」と聞いたところ、シェフの山河国延（やまかわくにのぶ）さん曰く、「おせちは高級なものだし、うちではもっと身近な中華オードブルを家族で楽しんでほしい」とのことでした。
確かに、おせちだとお値段が高いものもあるし、人によって好き嫌いが分かれるかもしれません。だったらみんなが食べられる中華オードブルってありだと思います。
じつは私も昨年末にこの中華オードブルを注文して今年のお正月料理はここの中華だったんです。これだけあると、お正月の準備はらくちんだし、普通の中華がちゃんとおいしいのがこのお店のウリですから内容も安心です。
注文は12月27日までに直接お店に行くか電話で申し込んで支払いをして、31日に直接取りに行ける方限定です。（電話番号と住所、地図は記事の最後にあります）シェフが注文に合わせて材料を入手して直前に手作りするので、冷凍は一切なしの新鮮な中華オードブルです。
そもそも沱牌六粮とは？ バイボールとは？
沱牌六粮という白酒（バイジュウ）のボトルをセットにしたのは、まずは最近話題のおいしい白酒だから。今年3月に新しく日本に入ってきた四川省発の濃香型白酒で、これが炭酸割りに合うんです。
東京ディープチャイナで紹介されたいろいろなお店でも沱牌六粮はあっという間に人気の白酒になりました。そのまま飲んでもおいしいお酒ですが、さすがに50度の蒸留酒なので割って飲むのもおすすめです。白酒を割って飲むのは最近本場中国でも若者を中心に人気の新しい飲み方なのだそうです。
私はかつて中国で白酒を椰汁（ココナッツジュース）で割って、「そういうもんじゃない」と怒られたことがありました。今なら「え～、おじさんは割って飲むの知らないの？」と言えますね。確かに、糖質などの健康面でも味の好みの面でもでも、ウイスキーのハイボールをはじめとした蒸留酒の炭酸割りはちょっとしたブームです。
でも、中華料理には中国酒でしょ。そこで中国の蒸留酒である白酒を炭酸水で割る「バイボール」をおすすめしているわけです。
例えば江小白などの清香型の白酒はジンジャーエールやフルーツジュースなど、味があるもので割るのもおいしいですが、沱牌六粮はお酒自体に味と香りがあるいわゆる濃香型白酒なので、炭酸水割りがおすすめです。割っても独特の甘みと爽やかな香りがしっかり残ります。
バイボール広め隊長の私はこれまで何度か白酒の強炭酸割りを初めての方に試していただき、「うわあ、おいしいんですね」とお代わりをしてもらっています。「バイボールで乾杯！」をぜひ試してみてください。
おうちでバイボールを作ってみて！基本はこの割合
おうちで沱牌六粮のバイボール、いわゆる沱牌（だはい）ボールを作るならグラスに氷をたくさん入れて、沱牌六粮1対強炭酸水６が基本。私が隊長などといって沱牌（だはい）ボールをお勧めしていますが、じつはこの作り方は輸入販売元の日和商事の小野寺さん直伝なんです。
「味道」ではこれを新しいドリンクメニューにして、人気が出ているのだそうです。おいしく作るコツは、ソーダマシーンで作った炭酸水よりも、できればペットボトル入りの強炭酸水を使うこと。この機会におうちでもおいしいバイボールを再現してみてください。
ご予約について
「東京ディープチャイナ特別セット」のお申し込みは直接店頭か電話で12月27日まで受け付け。
7800円と10000円のどちらにするかお伝えください。前払いで、27日までにお店で代金をお支払いください。31日に店に取りに行ける方5セット限定です。
店舗情報
本場中華食堂「味道」
台東区蔵前2-2-1 大木ビル1F
03-5839-2118
営業時間
11：00～15：00 17：00～22：30
土曜日定休
Writer
記事を書いてくれた人
