この記事は、スプリング・ジャパン(株)と東京ディープチャイナの協賛による「『地球の歩き方 大連・瀋陽・ハルビン 2026~27年版』出版記念キャンペーン」に当選して大連を訪れた際のレポートです。航空券はスプリング・ジャパン提供、感想は個人のものです

以前、萩原里美さんがハルビンレポートを書いています。

⇒ https://www.arukikata.co.jp/guidebook/234578/
そして、スプリング・ジャパンとTDCコラボ企画の現地第5弾は、厳寒のハルビンを訪ねた「タムラモーン」さんのレポートです。
ハルビンといえば何と言っても外せないのがロシア料理。タムラモーンは市内のロシア料理店を駆け巡り、ボルシチの食べ比べをしています。これ貴重なレポートですよ。
こんにちは!ボルシチが大好きで、個人的にボルシチの研究をしているライターのタムラモーンと申します。
スプリング・ジャパン株式会社様より航空券をご提供いただき、今年1月にハルビンへ行ってきました。
私がハルビンを訪れるのは2回目。今回は、中央大街にあるおすすめのボルシチを食べ比べしたいと思います。
いざ極寒のハルビンへ
朝6時発のハルビン行きに乗るため、成田空港3ターミナルへ向かいます。
搭乗券についてわからないことがあったのですが、カウンターへ行くと丁寧に日本語で教えてもらえました。デジタル入国カードについても、わかりやすく手順を案内していただき助かりました。その際に到着後のことも聞いていたので、ハルビンについてからも焦らずに済みました。
チェックインの時間前は列ができていましたが、受付が始まるとスムーズな印象でした。
搭乗後は、周囲から聞こえる中国語に旅行気分が高まります。乗客の殆どが中国の方だったのではないかと思います。搭乗時間は3時間半ほど。飲み物等のサービスはありませんが、希望する方は機内販売で、インスタント麺等の軽食や飲み物を買うことができるようです。中国語の簡単な会話表現の確認をしていたり、うたた寝をしたりしていたらあっという間に到着してしてしまいました。
ハルビンに到着すると、やはり最初に感じたのは冬の空気の冷たさです。温度を確認すると、なんと-14度!1月のハルビンはかなり寒く、空港を出た瞬間に日本との気候の違いを実感しました。

空港から市街へと向かいます。
ハルビンの街は雪化粧を纏っていました。前回訪れた際は秋だったのでまた違った趣がありました。
ちなみにこちらは聖ソフィア大聖堂。まるでチョコレートケーキに粉糖をまぶしたみたい!

そしてこちらが中央大街です。

まるでヨーロッパのような雰囲気に、ここが中国であることを忘れてしまいそうです。
夜はライトアップされるので、日中とはまた違った表情を見ることができます。
ハルビン氷祭りこと「冰雪大世界」の開催時期だったので、街中で氷のストリートピアノを発見しました。

中央大街は、石畳の道とロシア風建築が連なるハルビンを代表する観光ストリートです。通りにはロシア文化の影響を受けた老舗レストランやカフェも多く、本格的なボルシチを楽しめるスポットになっています。
ボルシチは、ビーツを使った東欧発祥のスープ料理。鮮やかな赤色が特徴ですが、実際にはお店によってかなり味わいが異なり、トマト感が強いものや酸味の効いたもの、具沢山なものなどさまざまです。
今回の記事では、中央大街のボルシチを「ビーツ感(ボルシチに欠かせない野菜であるビーツの味わいがどれだけ感じられるか)」「具材の大きさ」「スープの濃厚さ」「自由項目」の4つの観点からご紹介します。それでは行ってみましょう!
お一人様でも!お気軽派におすすめのカジュアルボルシチ
まずご紹介するのは、「庫滋明(クージーミン)」です。

中央大街のロシア料理店はかっちり目なレストランが多いのですが、こちらのお店はカジュアルな雰囲気。お一人様でもカフェ利用でも、気軽に立ち寄れるのではないでしょうか。
お店に入ると、温かいお茶とお通しが出されます。

なんとこちらはサービス。お酒を頼まなくても出てきます。
お通しは旧ソ連圏でよく食べられている「韓国風にんじんサラダ」。どこの国のものなのかややこしい名前ですが、クミンやコリアンダーの効いたスパイシーなキャロットラペといった味わいで美味です。
注文はQRコードからできます。ボルシチとハチミツ味のクワスを注文。

クワスとは、ライ麦パンを発酵させて作るロシアの伝統的な低アルコール微炭酸飲料。中央大街の名物にもなっています。味は優しい甘みとパンの風味のする炭酸といったところでしょうか? 独特な風味があるので好き嫌いが分かれる味かもしれません。こちらのハチミツ味のクワスは、通常のクワスよりも甘くて飲みやすかったので、初めて挑戦する方にもおすすめできます。
ボルシチはたっぷりの野菜とお肉、そしてベリーのような実が入った珍しいタイプ。野菜の中にほんのりとベリーの甘み酸味が効いていました。具沢山で満足感はありますが、小ぶりなサイズなのでサイドメニューとしてお食事と合わせて注文するのもおすすめです。
ビーツ感:★★★☆☆
具材の大きさ:★★★☆☆
スープの濃厚さ:★★☆☆☆
お手軽に試せる度:★★★★★
老舗で味わう上品なご馳走ボルシチ
続いてご紹介するのが「塔道斯西餐厅 (TATOC タオダオシーシツァンティン)」です。

1901年創業の歴史のあるお店。温かみのある店内で、広々としています。
コース料理のあるかっちり目のレストランではありますが、クーポンアプリ「大众点评 」でボルシチとケーキのセットがおすすめされていて、カフェのような利用も可能でした。

実際にクーポンを利用してボルシチとケーキのセットを頼んでみました。

ケーキはメドヴィクこと、ロシア風はちみつケーキでした。層状にはちみつサワークリームがサンドされていて、爽やかな味わい。

そしてこちら!正方形に切られた野菜とセロリの風味が効いた上品なボルシチです。ビーツよりも香味野菜や酸味が前に出るタイプ。レストランのコース料理の中で出てくるボルシチという印象でした。せっかくなので追加でスパークリングワインも。ゆったりとしたひと時を過ごしたい方におすすめです。
ビーツ感:★★☆☆☆
具材の大きさ:★★★☆☆
スープの濃厚さ:★★☆☆☆
クラシカルな気分が味わえる度:★★★★★
ショーを楽しみながら!お酒と相性抜群の甘辛ボルシチ
最後にご紹介するのが「普拉维奇(プーラーウェイチー)」です。

このお店の一番の特徴は、ショーが見られることです!ロシア民謡のダンスや、アコーディオンの演奏などを無料で楽しむことができます。
ここではボルシチとビールを注文。

こちらのボルシチはケチャップのような甘い味わいとピリリと効いたコショーの風味が絶妙!どろっとしたとろみのあるスープの中にゴロッとしたお肉が入っていました。ボルシチというより濃厚なトマト煮込みに近い印象ですが、お酒との相性は抜群です。ぜひビールと一緒に。
ビーツ感:★☆☆☆☆
具材の大きさ:★★★★☆
スープの濃厚さ:★★★★★
楽しくお酒が飲める度:★★★★★
まとめ
今回のハルビン旅行では、気になっていたボルシチのお店をいくつか巡ることができ、とても満足度の高い旅になりました。
同じボルシチでも、お店によって味の方向性がかなり違っていたのがおもしろく、「次はどんな味なんだろう」と食べ歩くのが楽しかったです。
また、冬のハルビンならではの空気感も印象的でした。外はかなり寒いのですが、その分、店内で食べる温かい料理がより美味しく感じられます。
2回目のハルビンでしたが、まだまだ知らないお店や料理も多く、また訪れたいと思える旅行になりました。
(タムラモーン)
スプリング・ジャパン株式会社
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店舗情報
庫滋明

ハルビン市道里区中央大街45号
塔道斯西餐厅 (TATOC)

ハルビン市道里区中央大街127号
普拉维奇

ハルビン市道里区西八道街10号
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