- 2022年11月4日
池袋「ガチ中華」の先がけとなった「永利」の中国東北料理の魅力
池袋の「ガチ中華」にまつわる興味深いデータがあります。2010年8月現在の西池袋の「ガチ中華」や食材店の数は16店でした。一方、当研究会が調べた2022年6月現在の数は102店。池袋が「ガチ中華」の町となる先駆けの店が、1999年12月オープンの中国東北料理店「永利」です。同店で食べられる料理を紹介しました。
池袋の「ガチ中華」にまつわる興味深いデータがあります。2010年8月現在の西池袋の「ガチ中華」や食材店の数は16店でした。一方、当研究会が調べた2022年6月現在の数は102店。池袋が「ガチ中華」の町となる先駆けの店が、1999年12月オープンの中国東北料理店「永利」です。同店で食べられる料理を紹介しました。
いま都内で注目の「ガチ中華」エリアが高田馬場。ここ数年の出店数が著しく、新しいタイプの店が多いです。今回紹介する店は、日本の居酒屋スタイルを採り入れたことで中国の若者の支持を得ました。最近は日本の女性客も現れているとか。オーナーで西安出身の呂さんに話を聞きました。
中国浙江省の温州は東シナ海でとれた海鮮料理で有名です。昨年11月に温州出身のご夫婦が日暮里にオープンしたこの店では、マテ貝やイシモチ、マナガツオ、ワタリガニなどを使った素朴で味わい深い蒸し煮料理の数々が味わえます。オーナーの奥さんおすすめの15品を一挙紹介します。
少し前の話ですが、8月31日、当研究会代表・中村のトークイベントがジュンク堂池袋本店で開催されました。その全容、すなはち「ガチ中華」の全体像を3回に分けて解説します。今回はその【前編】。なぜ中村が「ガチ中華」の発掘なんてことを始めたのか、その経緯をお話するところから始めます。
四川や湖南など刺激の強い料理に比べインパクトが感じられないせいか、東京では表向き福建料理をうたう店は多いとは言えません。でも、最近の「ガチ中華」ブームで、若いオーナーたちの中には正々堂々福建料理をうたう店も現れました。その筆頭が福建出身の姉弟が営む「福清菜館」です。
10月2日「食べるぞ!世界の地元メシ」のオフ会が大阪で開催。昨年12月5日、今年6月5日に続く3回目は「ガチ中華in大阪」がテーマです。会場は大阪市生野区今里の中国東北&韓国中華の店「紫金城」。アジアグルメライターの浜井幸子さんのトークとディープすぎる「ガチ中華」で大盛況。すべての料理を写真付きで解説しています。
中国生まれの料理がいったん海外に伝播し、その後各国で現地化したご当地中華「海外現地化系」。なかでも面白いのが韓国中華です。真っ黒で甘いミソがかかったチャジャンミョン(ジャジャン麺)は、しょっぱい肉ミソがかかった中国山東省の本家「炸醤麺」とはまったく別物です。東京と大阪で食べられる店を紹介します。
西武新宿線の武蔵関駅北口に「翔ちゃん」という、知られざる「ガチ中華」があります。表向きは地元住民の利用する町中華ですが、実は「私鉄沿線系ガチ中華」。店主が四川省出身で、本格的な四川家庭料理が味わえます。ただし、メニューに載ってない料理を注文すれば。どういうこと? 試してみてください。
10月8日(土)に秋葉原の香福味坊で開催予定の「第2回ディープチャイナ秘密の食事会」のメニューが決まりました。今回、メインの羊の丸焼きに加え、味坊集団各9店の人気メニュー3品の中から、冷菜やスープ、肉、魚、点心、しめの麺などを組み合わせました。当日のメニュー全品と各店TOP3の料理を紹介しています。
「上海」と名の付く店は多くても、本場の上海料理が味わえる店が都内に少ないのはなぜ? でも、池袋のこの店ではディープな上海料理が味わえます。水晶蝦仁、四喜烤麸、糖醋小排、響油膳絲、蔬菜肉絲年糕、咸菜大湯黄魚、葱油拌麺、油燉子。このうちいくつご存知ですか。ぜひ訪ねてみてください。