- 2022年12月16日
京都の「ガチ中華」は京都大学と龍谷大学周辺、千本通りにある【全20軒紹介】
京都の二大ガチ中華地区は、どちらも中国人留学生が多い京都大学と龍谷大学のそばにあります。「探偵! ナイトスクープ」ばりの聞き込みと食べ歩きをしてくれたのは、地元在住のグルメライター浜井幸子さん。最近注目の千本通りや三条商店街の人気店もレポートしてくれました。
京都の二大ガチ中華地区は、どちらも中国人留学生が多い京都大学と龍谷大学のそばにあります。「探偵! ナイトスクープ」ばりの聞き込みと食べ歩きをしてくれたのは、地元在住のグルメライター浜井幸子さん。最近注目の千本通りや三条商店街の人気店もレポートしてくれました。
最近、関西在住の方からの熱い投稿が増えてうれしいです。今回初登場の京都在住阳子さんは大阪天満宮の寄席「繁昌亭」の近くにある葛粥専門店を紹介してくれました。この店のオーナーは広東省出身で、地元でとれた葛を使った美味なるお粥を提供し、いつもお店は混雑しているそうです。
近年関心が高まるヴィーガン料理ですが、中華には精進料理の文化と歴史があります。なかでも台湾の「素食」は肉や魚だけでなく、乳製品やタマゴも使いません。国立にあるここは日本では珍しい台湾素食の店です。どんなものが食べられるのか。今回初登場の「世界の台所探検家」の岡根谷実里さんが紹介してくれます。
厳寒な気候で知られる中国東北料理を代表する「鉄鍋炖」は、骨付きの鶏や豚肉、羊肉、川魚、インゲン、ジャガイモ、キノコ、トウモロコシなどを入れたさまざまな煮込み料理です。味坊集団の2号店はその専門店。人気鍋ベスト3について、また同店で厨房に立つ馬延平さんを紹介します。
ハーブや発酵食品、燻製を駆使した湖南料理が食通の間で注目されています。「香辣里」は東北料理や羊肉料理で有名な味坊集団の5番目の店で、フレッシュなトウガラシを多用する香り高く辛い「香辣(シャンラー)」という味つけが特徴。店内もおしゃれなこの店の人気メニューを紹介します。
「羊香味坊」はグルメの間では知らない人はいないといわれる人気店。スペアリブやラムチョップなど、羊の焼き料理にこだわっているのが特徴です。でも、ほかにもいろいろおいしいものはあります。「冷菜」「点心」「羊焼き」「炒め物」「蒸し物・煮物」「ご飯物」の順に同店の個性的なメニューを紹介します。
東南アジアの中華料理を主とする「南洋中華」の第2弾は「シンガポール中華」。海南島から移住した中国人が現地に広めた海南鶏飯や潮州スタイルの肉骨茶などの名物料理を提供する、こだわりの店「松記鶏飯」。紹介してくれたのは、おなじみアジアフードディレクターの伊能すみ子さんです。
2017年8月とまだ「ガチ中華」ブームが始まる前、西池袋にオープンしたこの店は、近年の蘭州拉麺の東京出店ラッシュの先駆けともいえます。何よりガラス越しでない厨房で調理人が麺を空に向けてビュンビュン回し、打つ光景が見られるのが楽しいです。ぜひ訪ねてみてください。
「ガチ中華」のはしりともいえる刀削麺が日本に現れたのは、1990年代半ば頃から。山西省のご当地麺ですが、「麺食のふるさと」と呼ばれるこの地にはたくさんの知られざる麺料理があります。蜂の巣みたいな麺や猫耳みたいな麺ってどんなの? 東新宿にあるここで試してみてください。
最近、都内に点心が食べられる店が増えていますが、香港人と大連出身の女性が共同オーナーを務める代々木の「点心厨房」は、日本に数少ない香港人の点心師にこだわる店です。11月には新しい点心師を香港から呼んで、営業を始めています。絶品のハチの巣(牛の胃袋)のカレーソース蒸しはおすすめです。