ステキなガチ中華朝ごはんで1日を始めませんか 人気4店のまとめ

こんにちは! 朝ごはんは家で食べる方が多いと思いますが、外で食べることになったらどんなお店に行きますか? 最近は洋食、和食、ファストフード店の他に、都心近郊では中華のオプションも増えたと感じています。

今回は何軒かガチ中華の朝ごはんを食べに行った時のレポートをしようと思います。

1. 老酒舗(ろうしゅほ)

老酒舗(ろうしゅほ)

JR御徒町駅と上野駅の間のガード下沿いにあります。

札幌在住の知り合いが東京に来ることになり「中華の朝ごはん食べたい!」という希望に合わせて案内したお店です。中国式居酒屋で有名なお店ですが、昼はランチ、朝は中華式朝ごはん屋としても営業しています。

朝メニューはセットと単品があります。

老酒舗(ろうしゅほ)朝ごはんメニュー

物価高の今も、朝ごはんセットは変わらずこのお値段!(2026.5月現在)

老酒舗(ろうしゅほ)朝ごはんメニュー
1~10、31が朝ごはんの定番メニュー。11~30はサイドメニューです

すごい種類があります。単品メニューには朝ごはんでは定番ではないものも含まれていますが、夜のメニューの冷菜等を小皿で頂くことができます。

色々頼んだらこんなに豪華な朝ごはんになりました!

老酒舗(ろうしゅほ)朝ごはんメニュー

酸菜水饺(サンツアィシュイジァオ:発酵白菜と豚肉水餃子)

②⑥Cセット(椒盐饼(ジャオイェンビン:塩胡椒味の焼き餅)+海苔馄饨汤(ハイタイフントンタン:海苔ワンタンスープ)) (⑥’は⑥をお椀にわけたもの)

香肠(シャンチァン:手作り腸詰め)

腐乳(フール―:豆腐を発酵させたもの)

油条(ヨウティアオ:揚げパン)

おかゆ

中国で定番の朝食である油条は、本来細長いものですが、こちらでは切って提供しています。腐乳はしょっぱいので、おかゆにつけて食べるとちょうどいい味になります。中華物産店にも売っていますが、どんな味か知らない人も多いと思います。でも1皿70円で試せるのもこの店のいいところです。

今回はCセット+単品注文、更に写真に写っていない豆乳も頼んで、割り勘で1人1000円切ったってすごくないですか?!

椒盐饼は初めて食べましたが、山椒も入っていて、台湾名物の胡椒餅より胡椒辛くなくて食べやすいです。お店によって味が全然違う手作り腸詰は塩梅はがどのおかずにも合う感じでおいしかったです!

去年まで筑波大学の学生さんで、いまは社会人のTDCライターの泉山あにかさんもこのお店の朝ごはんについて書いているので、読んでみてください。

2. 早豆点(China morning)

早豆点(China morning)

東京タワーの近くにあるお店で、大門、浜松町、御成門等の駅から歩いて行けるお店です。

「早豆点」とは、中国語で「早く起きて!」「早起きしていいことしよう!」といったニュアンスがあるそうです。店内は広めで、木のテーブルでカフェのような雰囲気があります。

知り合いを誘って2人で、セットメニューと単品の組み合わせで色々食べてきました。

左のお皿 左:鹹豆漿(塩味の豆乳) 右:牛肉饅頭(牛肉おやき)
右のお皿 左:スィート揚げもちパン(肉鬆(ロウソン:肉でんぶ)) 右:週替わりのお粥(豚皮蛋)
左のお皿 左:鹹豆漿(塩味の豆乳) 右:牛肉饅頭(牛肉おやき)
右のお皿 左:スィート揚げもちパン(肉鬆(ロウソン:肉でんぶ)) 右:週替わりのお粥(豚皮蛋)

お粥は塩気が強くどろっとしているのが特徴です。唯一無二で変わり種のスィート揚げ餅パンは、長い揚げパン(油条)に餅が入っており、肉でんぶと海苔を載せたものです。

スィート揚げ餅パン

中国、台湾では柔らかいパンの上に肉でんぶを載せた、甘じょっぱい「肉鬆パン」をよく見かけますが、それとは違い塩気はなく、肉鬆の甘さと海苔の香ばしさ、おもちの柔らかさが揃い、おいしく食べられました!日本人にも食べやすい味だと思います。

開店時は豚まんは蒸し途中で、1度目の注文を食べ終えてしばらくした後に注文しました。

左:豚まん 右:豆乳
左:豚まん 右:豆乳

豆乳は無糖で出てくるので、甘味が欲しい人は自席にある砂糖で甘さを調節します。豆乳はサラッとしていて、豚まんは甘めに煮込まれた角煮がゴロゴロ入り、肉汁もでてきました!

豚まん

客層はこども連れを含む中国人らしき方々と日本人の半々くらいの割合でした。朝からUberの需要も高く、注文音がよく鳴っていました。この辺りには場所柄ホテルもいくつかあるので、日本食に飽きたり、こども連れでお子さんが日本食が合わない場合のお店として需要もあるのかもしれません。

平日は昼間14時まで営業しており、昼は牛肉麺や麻辣燙などを食べることができます。

3. 佳香美味早餐(桂香のおいしい朝食)

佳香美味早餐(桂香のおいしい朝食)

こちらは少し都心から離れるのですが、千葉県の稲毛駅から、バスで住宅街に入った通りにあります。この通りは中国人経営の中華料理店や惣菜店がポツポツと点在し、一つ向こうの通りには中華物産店もあるようです。

一見営業中かどうかわかりませんが、手動でドアを開けて入店します(途中で開けていたので、寒いから閉めていた可能性もあります)。

店内には色々な種類の饼(焼き餅)が置いてあります。右側には惣菜が売られていて、鍋に入っていたのは聞いたら、作ったばかりのザーサイでした。

佳香美味早餐(桂香のおいしい朝食)
奥のテーブル席の椅子はパイプ椅子で、何かこう雑多な感じがまた現地の雰囲気を感じさせます
佳香美味早餐(桂香のおいしい朝食) 壁紙
この壁紙もハオい(中国っぽい)…。「栄養のある朝ごはん。ここの朝ごはんは他と違う…素敵な一日は朝ごはんから始まる」なんて内容が書かれている

こちらがメニューです。

片言の中国語で肉まんの中のお勧めを聞き出し、牛肉まんと豆乳と豆腐脑(ドウフナオ)を注文しました。

左から豆乳、中央が牛肉まん、右が豆腐脑。四角い入れ物に入っているのは自家製ラー油
左から豆乳、中央が牛肉まん、右が豆腐脑。四角い入れ物に入っているのは自家製ラー油

豆腐脑とは、日本でいうおぼろ豆腐に醤油ベースの餡をかけた料理です。台湾では食べませんが、中国北部では定番の朝食です。お店によって味が違いますが、ここのはピリ辛で、追い辛は自家製と思われる辣油をかけます。辣油もおいしかったです。

続いて肉まんをがぶり。

肉まん

肉汁ではなく肉の餡のようなたれも含めて閉じ込めた肉まんは初めてです。この肉はご飯にかけたら絶対おいしそうです。

ちなみに私には肉まんを大きなお皿に載せて提供してくださいましたが、常連と思われる出勤前の中国人のお客さんには肉まんと同じくらいの直径の小さなお皿に肉まんを一つ載せて”いつもの”という感じでさっと配膳していました。私は”お客さん”としてお皿を大きいのにしてくれたのかな、色々考えてしまいます(笑)

豆乳は無糖か加糖か聞かれ、加糖にしました。澄んでいて甘さも加わり朝から癒されます。

せっかくなので作りたての搾菜を買って、昼のおかずに食べました。

搾菜

見た目ほど辛くなく、コリコリしてご飯が進む味でした!

「吃饱了?(お腹いっぱい?)」とお会計の時に言ってくれた店主のおばちゃんが笑顔で見送ってくれて、当時研修に来ていた私にエールを送ってくれているように感じました。

4. 台湾朝御飯 喜喜豆漿(ききとうじゃん)

台湾朝御飯 喜喜豆漿
上の看板の美美小吃は夜の居酒屋の旧店名だが、朝はこの看板を目印に行くと分かる

最後は大田区蒲田駅から歩いて、静かな場所にある台湾式朝食も食べられるお店です。

台湾式の注文方法で注文するという情報を聞いて、その現地スタイルに惹かれて来ました。

メニューを現地式で頼む以外も、テレビで台湾ニュースを延々と流していたり、奥には屋台テーブルもあり、台湾を思い出させる要素がいっぱいあります。

台湾朝御飯 喜喜豆漿 店内
店内の雰囲気。台湾雑貨も売っている
台湾朝御飯 喜喜豆漿 店内
現地でよく使われる銀のテーブルに屋根もついて、店内が一気に屋台の雰囲気に
台湾朝御飯 喜喜豆漿 店内
奥にテレビがある。私より先に入ったお客さんがテレビから中国語が聞こえてきて「おぉ!」と言っていました。
台湾朝御飯 喜喜豆漿 店内
要所要所に台湾雑貨を使っていて現地感満載

そして台湾に行ったことがある人なら、このメニュー表を見てわくわくします!

台湾朝御飯 喜喜豆漿 メニュー

全部中国語(繁体字)で書いてありますが、写真付きメニューもあり、店員に口頭で言えば印をつけてくれるので安心です。現地ではこの枠に数量を明記して店員に注文します。

台湾の朝食で一番好きな蛋餅(ダンピン:クレープのような小麦粉生地に玉子を巻く)と豆乳の組み合わせにデザートの豆花をつけました。豆花は現地では朝からは食べないですが、ここは朝から注文できます。

この店の蛋餅は生地がもちもちです。私はトッピングなしですが、追加でハムやチーズを中に入れることもできます。

最初からとろみ醤油がかかっていますが、少しだけスィートチリソースを少しつけました。豆乳は甘めで頼みましたが、そこまで甘くないです。豆のコクがしっかりわかる味で、少し肌寒い日だったので温まりました。

豆花はラインお友達登録の初回特典で豆腐を1.5倍にしていただきました。

ほんのり甘いシロップの中におぼろ豆腐が入り、複数のトッピングを載せるのが定番です。この店では小豆とピーナツが載っています。この店の豆腐は玉子豆腐の硬さよりやや硬めで、濃厚な味がします。ちなみにこのシロップが醤油ベースなど甘くないものになると、先ほどの豆腐脑という料理になります。

また、魯肉飯(ルーローファン、卵は別注文)は持ち帰りでいただきました。

やや濃いめで色々な香辛料が使われているとわかる味です。煮卵はよりそれを感じることができます。私が日本で食べた何軒かでは八角の味がかなりしっかりついた味だと思います。

オーナーの野﨑さんはとても親切です。台湾には10回ほど行ったことがあり、観光関係の仕事をしていたこともあったそうです。一緒に働いている台湾人の方にもアドバイスを受けながらお店のメニューの味を整え、今に至るそうです。夜は「蒲田物語」という店名で台湾式居酒屋として営業しています。

いかがでしたか? 中国も台湾も朝ごはんの種類は大きく変わらないのですが、中国系か台湾系かでお店の雰囲気も変わるので、その雰囲気を味わうのも楽しいと思います。中華式朝ごはん店で素敵な一日を始めてみませんか?

(aokinapple)

店舗情報

老酒舗

台東区上野5-10-12

早豆点(China morning)

港区芝大門1-1-21 成和大門ビル 1F

佳香美味早餐 (桂香のおいしい朝食)

千葉市美浜区稲毛海岸4-8-1

台湾朝御飯 喜喜豆漿

大田区蒲田5-1-5

Writer
記事を書いてくれた人

ライターaokinappleさん
aokinapple

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